突然死んだらあんスタ世界で赤ちゃんから人生やり直しらしい。

Knight……？ ページ32

『あっ……って痛くない……？』

突然ですが私は曲がり角でぶつかりました()






まるで少女漫画展開……と思ったけど生憎パンなんかくわえてもないし、ましてや急いでいた訳でもないから少し少女漫画とは違うようだ


そしてどうやら私は転倒してもいないらしい。
1度言ったけれども全然痛みがこない


ゆっくりと目をあけると






ペリドットのような明るい緑の瞳に明るいオレンジの髪

「ケガはないか？」

そして大人しく紳士的な……







ん？


レオ「上手く受け止められてよかった。ケガはないみたいだな。」


月永レオ……さんが……

紳士的……！？





あの壁にも作曲して奇人に数えられないのが不思議とまで言われた月永さんが紳士だなんてルカちゃんの前でしかありえない



そうぐるぐると今の状況が理解出来ないでいると心配そうに彼は顔を覗き込む


レオ「どうしたんだ？やっぱりどこか痛むのか？」



不覚にも

頭をよしよしと撫でられて少しきゅんと来てしまう私がいた。





流石Knightsの王様……というか未来のアイドル


『大丈夫です…すみません、助けていただいて……重かったでしょう？』






レオ「女性1人支えるなんて容易いぞ。それに軽いしな」


『あ、はは……そう言って頂けるなら有難いですね……それでは失礼しま…！？』





戸惑って悩みに悩んだ末、私は急いで逃げようとした。けれどもそれは彼が伸ばした手によって阻まれたのだった





レオ「名前！教えてくれないか？」


『Aです…』

レオ「A！また会おうな」


どうしてかは分からないが私の名前を聞くと彼は満足げに立ち去った





彼がなぜあんなに紳士だったのか等謎は残るが
いつもと違う一面を見れて少し嬉しい気がした








--------ｷﾘﾄﾘ線--------

何となく考えた話
インスピレーションが沸いただけですがレオさん出して欲しいと要望がかなり多く書きました()

この後自分の本性バレてないだろうと必死に紳士対応するレオさんみてみたい

そしてあっさりバレてますよって笑いながらつげる貴方様の図がみたい

ご馳走様です( ˙༥˙ )もぐもぐ

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