突然死んだらあんスタ世界で赤ちゃんから人生やり直しらしい。

はじめまして ページ19

芸能活動が波に乗ったある日
芸能界のゴッドファーザー氏(仮名)と親しくなったことから乱凪砂君と出会うことになった


『はじめまして、凪砂くん。会えて嬉しいです』

凪砂「私も嬉しいよ。ここには基本的に父と明星さんしか来たことがないからね」

お人形さんのような顔立ちの幼い凪砂くん
その瞳はからっぽにみえた

凪砂「君にとってのアイドルとはどんなもの？」


沈黙を先に破ったのは凪砂くんだった

本当に無垢で好奇心旺盛な子が母に教えを乞うそれに見えた


『私にとってのアイドルは手が届きそうな程の光』


前世であんスタのアイドルは私に頑張る力をくれた

だから

『私ね、将来アイドルのプロデューサーになりたいの。アイドルがもっと輝けるお手伝い。だから、将来もし凪砂くんがアイドルに興味がでたらプロデュースさせてほしいな』


凪砂「教えてくれてありがとう。そうだね、アイドル……」

その後凪砂くんは上の空で何かをずっと考え続けているようだった


私が彼と出会い、この会話をしたことでどんな変化があるのかは分からないけど


ただ

たくさんの幸せで凪砂くんの心を、空虚を埋められたら









凪砂「プロデューサー…」

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