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目を覚ます時。 ページ4
あれから、2週間。
ともは目覚める気配はない。
メンバーも疲れきってしまった。
こんなに、寂しいと思わなかった。
たった、1人欠けただけなのに、これくらい平気なはずなのに。
『・・・早く、目ぇ覚ましてよ・・・とも。』
ピクッ
・・・ともの手が私の手を握り返した。
『・・・とも?』
「・・・ん・・・・・・A・・・。」
『ともっ!良かったぁ!ひっく良かったあ・・・』
ともが目を覚ました。
お医者さんは、目を覚ました、共に包み隠さず、ともの状況をすべて話した。
と「・・・そっか。みんな、ごめんね?迷惑かけて。」
みんな迷惑じゃない、と口を揃えて言った。
と「・・・ありがとう。」
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作者名:月乙女 | 作成日時:2017年4月14日 20時