あの日、あなたを助けられたら。 (ページ2)

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あの日。ページ2

あの日、そう、ともが、こうなってしまったあの日。

私たちは、いつも通り、朝起きて、朝ごはんを食べて。

着替えて、学校へ向かった。

ともは今日、先生から呼び出されてたから、私より早めに出ていった。

皆で、朝ごはんの片付けをしていると、私のケータイが鳴った。

・・・ともから。

『・・・もしもし？どうしたの？』

「あ、このケータイの持ち主のお知り合いですか？」

聞こえたのは、知らない声。

『・・・はい、そうですけど、』

「えっとですね。このケータイの持ち主が、事故にあわれまして。あ、私救急隊員の赤森と申します。」

赤森さんと名乗ったその人は、ともが、事故にあったこと。

病院に搬送されたこと。

その病院の場所を告げた。

私は、途中でソーラに電話を変わってもらった。

・・・どうして？

何で？

何で、ともなの？