あの狂闘者は青監獄で男装してます【ブルーロック】

誤りが32こ ページ36

夢主side







豹馬がシュートを打つもギリギリキーパーが止めてくれた。




その後､我牙丸によってセカンドボールを取られるも玲王が間一髪阻止。




弾き返された場にいたのは___國神。奴の蹴撃射程(テリトリー)内…！！




そのまま波状攻撃をされ、またもや残り5分で同点に詰められた。





「あと1点取れよお前ら！！」





中盤を制して怒涛の波状攻撃を繰り出すチームZと凪の覚醒によって予測不能の攻撃を魅せるチームV(わたしたち)。




どっちが勝ってもおかしくない攻撃対攻撃の抵抗状態…！！





『行け斬鉄！カウンター！』





私は斬鉄にパスを出した。





「お前は俺が止める！」





「残念だな赤髪お嬢。こっちには今､覚醒ホヤホヤの天才がいる！！！」





サイドチェンジの超ロングパス。自陣にはたった1人凪だけが走っている。





「戻れ！！戻れ！！もう１点奪られたらマジ終わる！！」





「ナイス斬鉄。よく見てた。」





叫ぶチームZの奴ら。まあこんな状況のカウンターなんて絶望的。





「俺もここだと思ってた…
今、フィールド上のおれたちの弱点はココだよな…！！」





「よく会うね」





『うそっ、なんで追いついてんの…』





潔が突発的に足が速いわけじゃない。走り出しがほかより早いんだ。





潔の空間認識能力はフィールドの未来を予知することだろう。




他にはない、アイツだけの武器。けど、凪のトラップ技術もアイツの武器だ。




異次元の発想力で体現するトラップはこの青監獄(ブルーロック)内でもNO.1レベルだと思う。




そんな凪は背中トラップで一瞬で潔を置いていく。




これで凪はキーパーと1対1。あの凪だ。しかも覚醒中の。




相当なことがなければ余裕でシュートを決めてくるだろう。





_____そう、相当な“なにか”がなければのお話。

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