あの狂闘者は青監獄で男装してます【ブルーロック】

誤りが27こ ページ31

夢主side







「____新しい自分を試してこの試合中に個人が進化しなきゃ勝てないってことだろ？」





簡単ではないが進化が勝利の鍵。必要なのは個(エゴ)の進化。





今度はこっちのOF。玲王が斬鉄にボールを出す。





「なーに盛り上がっちゃってんの…チームZ…
さっきまで死にかけてたくせに…なんかムカつく」





「ん？玲王なんか怒ってる？」





「別に。ただサッカー歴半年の俺と凪の無敗記録傷がつくのが嫌なだけだ。」





『…スポーツなんてこんなもんだ。
進化もしないような現状維持サッカーなんてつまんないし。』





ここにいる奴らは驚く奴もいれば唖然とする奴もいる。




私だって最初聞いた時は驚いたけど、今となっては凪の知識の無ささで納得した。




「マジかよ…同じ攻撃はもうさせたくない…！
雷市！玲生にマンツーマンマークついてくれ！」





「は？なんだそれ勝手に！！」





「俺と体格の良いお前の２人でハサミ込む！
空いたスペースは千切と我牙丸でカバーして！
凪より先にアイツを潰す！そうしてなきゃさっきと同じようにやられる！」





「よし！それでいこう！５バック気味に守るんだ！陣形修正しろ！」





「やってやるよクソが！！
その代わり！負けたら一族までたたり殺すぞお前らあ！！」





…チームＺ…この短時間で集中力が上がった、すごい…見てておもしろい…！





「根に持つタイプはモテねーぞギザッ歯！」





「うるせーよ…
__こんな試合で…DFで…サッカー人生終わってたまるか！！！」





「(鬱陶しいなこいつ…)斬鉄！」





「任せろ。もっかい俺がゴールまで切り裂いてやる」





「させるかよ…今度は俺が潰す！
スピード･キングは俺だ！バカメガネ！」





斬鉄への対応は豹馬がしっかりしてる…！チーム全体の連携が早い…！





「親しくない癖に…バカって言うな…ノロマが__行くぞA！」





斬鉄からのパスは豹馬によって弾かれた。




だけどそのボールは私に降ってくる。こんなの“運”か。




そのまま勢いよくゴールに投げ込んだつもりがイガグリの顔面にシュートしてしまったらしい。…ごめんじゃん。





「ゴファッ…！」





「イガグリ…！？」





『あ、ごめん。大丈b「止めたぞうらぁぁ！！！！」大丈夫そうか。』





…絶対謝ったの聞こえてないやん。

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