ぶりっこ攻撃は刀鍛冶様には効かなくて大草原不可避【鬼滅の刃】

漆拾捌話 ページ10

夢主side







『んでー？聞きたいこととはなんですかい？』ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ





なまりんの御屋敷の机の上にのっていたせんべいを頬張りながら問う。




にしてもこのせんべいうま…。梅の味するわ…





鉛「せんべい食いながら喋んじゃねぇーよ…床が汚れるだろーが…」





『すまんすまん…っと、で？どうされた？』





鉛「いやありすぎるんだよ。まず上弦戦闘からの生還、普通なら有り得ねぇぞ？
ま、俺の打った刀が良すぎたっていうことか！！！☆」





『うっせぇよ黙ってろよこのひょっとこが』





鉛「ひょっとこは俺の象徴なんだぞ！？親父からの形見で＿…」





『わかった。お前の言いたいこと全部分かった。もういいから大丈夫…』





鉛「そうか？まあとりあえず生還おめでとう。
ま、本題はこっからなんだが…＿お前、愛原姫華って奴知ってるよな？」





『…知らないわけが無い。』





鉛「そりゃそうだよな。そのことについて、ちょっと言っとかなきゃと思ってな。
まず、里でもその噂は広まってる。
お前のその変な性格と昔からの付き合いのおかげで信じてない奴が半分くらいだがな。
もちろん長もお前を疑ってないから安心しろ。なんならどんな仕返ししようかと企んでるからな？
ま、俺もそんなちんちくりんな噂信じてねぇけど。」





『…状況説明ありがと。あと信じてくれててありがとう…』





こんなこと言い慣れてないのか、声量がだんだん小さくなっていってる。





鉛「あっれーww天下の天柱様が恥ずかしがってるぅ〜w」





『…くそ鉛田野郎がﾀﾋんどけ』





鉛「…それでいいんだよお前は。いつも通りのお前が1番合ってるから。な？」





そう言ってなだめてきてんのかよく分からないけどちょっと嬉しかったのは秘密にしておこう。













『そいえばなまりんお見合い成功した？』





鉛「…お前悪意しかねぇよなその質問。」





『ﾃﾍｯ☆』





鉛「くそ天柱がﾀﾋんどけ」





『リピートわろた』

漆拾玖話→←漆拾漆話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す