アホ野郎の許嫁大乱闘 2【stxxx】【n組】

　 ページ14

ころんside







こ「…道案内も送るのもめんどくさいから今日はここで寝て。
明日も訓練あるんだから早く寝ないと倒れちまうぞ？？」





正直道案内がんばろー面倒なわけでも特にいらやしい気持ちがある訳でもない。




めちゃめちゃ寒かったのは事実だけどね。




僕がこの部屋に呼んだのはナイフをあげることだけが目的なわけじゃない。




Aを試すことが目的だった。




【ワックス中】なんて僕が勝手に置いておいた看板。




つまり僕の部屋に戻ってくるように勧誘するための罠。




隣で寝かせるまでが試すための準備。




まあ僕が何を試したいかというと、…僕はA信用はしてない。




半信半疑みたいなとこあるからね？




仮にAが僕らを殺そうとしてるのならこの状況は絶好のチャンス。




ナイフは持ってて、目撃者はもちろんいない。




な組の奴を1人殺せるだけでもすごい騒ぎになるだろうな。




そんな状況で僕を殺す動機が見られるかどうかを試してる。




まあこいつ隣でずっと寝てるが。




もしかして僕が起きてることに気づいてるとかある…???




さすがにそんなことあるわけないか。だってこいつだし。(失礼)

　→←　

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す