「きゃぁぁぁぁ！！」じゃねぇんだよ。うるせぇから口塞いどけやゴミ｡【鬼滅の刃】

弐拾陸話 ページ27

炎柱side



俺はあの時どこから出てきたのか分からない天野に庇われてばかりで何も出来なかった



柱として不甲斐ない。



あんな怪我をさせたのは俺の責任でもある。



俺が蝶屋敷に運ぶのは当然のことだ。




＿＿ただいくつか疑問がある、姫花についてだ｡




かよわいとはいえ汽車の時も乗客を守るわけでもなく、



挙句の果てに人を盾にしていた。



その時は助けたが、姫花は妙に慌てた様子だった＿



いくら姫花でも人を盾にするのは許せない＿＿









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「胡蝶、居るか！」



蟲「はい、どうしたんです…か…」



「悪いが天野の手当てをしてほしい」



蟲「煉獄さん…正気ですか？この人のした事わかっているのですか…？」



「…嗚呼。だが理由はしっかり話す。とりあえず手当てを頼む。
今回ばかりは俺に念じてお願いしたい。」




蟲「…分かりました。今回だけです。こちらに運んでください。
あと貴方も怪我が酷いので、手当てします。」




「嗚呼」




蟲「脱がせるものもあるので、煉獄さんは部屋から出ていてください。
応急処置はアオイに任せてあります。話はそれからです。」



「了解した。変な事はするんじゃないぞ。」



その言葉を残して俺は疲れ果てた身体を引きずりながら部屋を出た＿＿

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