甘く冷たい恋愛はいかが？

第２３弾 ページ24

名取side





A ｢ あ、エプロン ｣





エプロン、、




俺が着てるのしかない




｢ 俺が着てるのしかないし ｣





どうしよもない





A ｢ あ、じゃあそれでいいです ｣





何言ってるんだこいつは





たった今着てるし




そのまま着るんかよ





｢ どーぞ ｣





素早くエプロンを脱ぐと





それを受け取り着る





俺より身長小さいからか





ブカブカ





A ｢ ブカブカだ ｣





照れたように言う





んだよ調子狂う




俺は素早くソファの方に向かいテレビをつける





あ、キノコ頭こと伊野尾だ





今日木曜だっけ





のんびりそんなことを考えてると





A ｢ 冷蔵庫の中身使ってもいいですか？｣





遠くからでも言えばいいのにこいつは





俺の近くによってしゃがみそう言った





｢ 勝手にどーぞ ｣





照れ隠し、、みたいなもん





冷たい言葉。





いつまでたってもこんなんだから




とか言われても仕方ない




これが俺だから





なのに




A ｢ へへ ありがと ｣




くしゃっとした笑顔で笑うから




いつもの俺じゃないみたいになる





こいつには逆らえないってことだな




はぁ〜もうこうなったら





とことん攻めるから





そう思いながら





あいつの頭を撫でる





驚いたような顔して、さ





俺が一番驚いてる





でも口角があがってるなんて言えない





｢ 覚悟しといてよAせんせ？ ｣





こんなキャラじゃないんだけどな〜





でもまぁそのまんまだから、ね？

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