今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,001 hit
小｜中｜大
1話 ページ3
｢はぁ…｣
大学へ行き、その後はバイト。そして深夜に帰宅し、ご飯を食べる。そんななんてことない日常を今日も送るはずだった。
ドタッ！
｢え…｣
私しか居ないはずの廊下から誰かが倒れるような音がし、さすがに焦る。
｢……とうとう部屋まで押しかけてきたか。
………
よしっ。｣
覚悟を決めて右手にはフライパンを握りしめ廊下の扉を開ける。
ガチャ
｢人？｣
ゾ｢ぎゃう！｣
｢！｣
そこには黒い駅員のようなピエロのようなボロボロの服を着た男性と見たこともない真っ白な狐？がいた。
ゾ｢ぎゅぅう！！｣
｢大丈夫。怖くないよ。｣
ゾ｢きゅう…｣
いいこだね。と言いながら私はその子を抱き抱えた。すごく可愛い…。さて問題は倒れている男性。
｢この人はあなたのご主人なの？｣
ゾ｢きゅん？｣
｢違うみたいね。うーん。｣
この子を守るように倒れていて、何よりこの子が怖がってないから悪い人ではなさそうだけど。
｢もし、大丈夫ですか？｣
▲｢うっ…｣
｢怪我は軽い擦り傷くらいかな。とりあえずベットに…着替えとかあったかな？｣
今夜は疲れてしまって頭が回らない。男性の手当をし、ベットへ寝かせた。
｢一緒にソファで寝よっか。｣
ゾ｢きゅーん｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：teto | 作成日時：2022年12月17日 14時
