27話 ページ30
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夜。
紫季は早く任務を終わらせて悲鳴嶼行冥の元へ行こうと鬼をいつも以上に
「……ふむ、これで大丈夫ですかね!」
金次郎「ドコガダヨ!!!!!
何ガ大丈夫ナノカ理解デキナイナ!!!!!!」
「うるさいですねくそガラス!!!だまれ!!!」
金次郎「オ前モ十分ウルサイダロオオオ!!!」
「さて、次で最後ですかね〜?くそガラス?案内してくれません????」
金次郎「オ前ウザイナ。キライダ。」
「金次郎に言われたくないですね!!」
そんな無駄口を叩きつつ、目的地へ足早に向かっていく
今夜は任務が多い割に弱い鬼が多めだ
(めんどくさいのに当たったなぁ…)
と思いつつも、刀をかまえ、鬼の頸を飛ばしていく
月の光が届かぬほど深い森に採血と虹色の輝きが溢れる
「ふぃーしゅーりょ?」
そう言い、刀をさやに戻し背中へ背負う
「…金次郎!…行冥さんの所にむかいますよ〜!
……?金次郎??」
金次郎「…オイ…」
「??どうかいたしましたか?」
金次郎「今…イヤナカンジカシタ…」
「はぁ???」
金次郎「気ヲツケロ。何カ来ルカモシレナイカラナ」
「…了解しました。」
しまった刀を取り出し、肩に金次郎を乗せる
「とりあえずは森から出ますか」
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そう言ったその瞬間だった
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?「……こんな夜更けに女の隊士1人…そして、…柱…か…」
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目の前に現れたのは━━━━━━━━━━━
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?「……肩慣らし程度にはちょうどいい…」
六つ目の鬼
良く瞳を見れば、真ん中の目に上弦の壱と書かれている
「ッッ!!!
金次郎!!!!!周りの隊士たちに連絡!!!!!!!」
肩に乗せていた金次郎を高く飛ばし、叫ぶ
金次郎「ナンテ言エバイイ!!!?!?」
「とりあえず、この森にいる奴らは全員退避!!
周辺、も退避!!!!
任務は放棄でいい!!!!!
そして、近くにいる柱をよんで!!!!!!
はやく!!!!!!!!」
金次郎「ワカッタ!!!!!」
こちらを見ているが、静止したまま動かない上弦の壱。
紫季はふぅと息をつき刀を構える
(…さすがに、今回は命が危ないかもなぁ…)
紫季は刀を持つ手に力を入れ、ふっと鬼に微笑んだ
「さぁて、死んでもらいますよ。むつ目の鬼さん!!」
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通りすがり - ほんとに好みの作品です…!好きすぎるっ!明日朝早いのに、夜更かし覚悟で見ちゃいました(*⁰▿⁰*)悲鳴嶼さん、不死川尊い、、、あぁ、、、好き、、、 (2022年1月16日 21時) (レス) id: 1ace4129ec (このIDを非表示/違反報告)
坂口(プロフ) - 和田さんを知ってるんですね。いいですよね。 (2020年12月28日 14時) (レス) id: 00b7ed554e (このIDを非表示/違反報告)
長女(プロフ) - あざらしさん» アザラシ様!コメントありがとうございます!そう言っていただき長女は嬉しいです!!実は、そろそろ鬼滅で夢小説新しく書き始めようと思ってまして、、もし良ければそちらもご覧下さい〜! (2020年12月27日 19時) (レス) id: 95eaccf2e1 (このIDを非表示/違反報告)
長女(プロフ) - 吹雪さん» お久しぶりですー!お元気でしたか?感想ありがとうございます!よ、読み返されるなんて、、、!照れます((((((( !!知ってます!!いいですよね、、、!! (2020年12月27日 19時) (レス) id: 95eaccf2e1 (このIDを非表示/違反報告)
あざらし - 本当にめっちゃ感動しました!原作との繋がりもしっかり入っててとても見ててドキドキしながら見てました!また違う作品も見てみたいです!! (2020年12月20日 23時) (レス) id: 6d224a7bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:長女 | 作成日時:2020年3月19日 18時