23話 ページ25
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師範「泣かないでよ〜
相変わらずあなたは見た目の割に冷たい癖に泣き虫だよねー??
ほら、おいで?」
そう両手を広げニコリと笑う師範。
「……今、生臭いのでやです。」
それに、紫季は顔を顰めると、彼女はニヤニヤと笑った
師範「えぇ???
もうこれで会うことないかもよ?」
「いつ死ぬか分からないから?」
師範「!!私のセリフ奪わないでよ〜?」
「あなたのせいで口癖になっちゃったんですからね〜?」
師範「あら、可愛いじゃない」
「どこがですか」
なんて、前みたいに軽口をたたく。
どちらも性格までは変わっていないようだ
師範「んふふっ
さて、あなたにふたつだけ伝えたいことがあってきたの」
「えぇ?私徹夜明けなんですけど……?」
師範「それもう聞いた〜
てか、今言わなきゃ、きっと紫季は後悔するよ?
いいの?聞かなくて??
私が今まで間違ったことは??」
「はぁ……じゃぁ早く話してください…」
どうしようもないと、半分諦めて頷くと
師範は満足そうに笑った
師範「はぁーい
まず1つ目
私、結婚して子供が2人できたの〜」
「はぁ………おめでとーございます」
師範「うわ、つめたいわねぇ??
まぁ予想どうりなんだけど〜」
「で?次は??」
少し、たった少しだけ幸せそうなのに羨ましく感じつつも、
次の要件を急かす
師範「もー、急かさないでよ〜?」
それを知ってか知らずか、本題に入ろうとしない
「……覚悟はそれなりにできてますよ」
そう付け足すと、
ふっと、笑い紫季の頭を優しく撫でた
師範「あら、大人になったのね〜?
じゃぁ、遠慮なく
.
.
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あなたのお家の取り潰しが決定されたわ」
「ッッあー、まぁそうですよね…
ちなみに母たちは…」
師範「さぁ?そこまでは知らないわよ
不安なら帰ればいいじゃない」
「…んな事出来たら苦労してませんよ…」
そう、ため息を着くとケラケラと笑う師範
師範「たしかにー!笑」
まぁ、でも、自分に嘘つくなよ〜?
なんて軽く言いこれで要件終わったから帰るね、と、師範は背を向けて遠ざかっていく
その背中は相変わらず小さいくせに
存在感は無駄にあって
「……追いつけないですねぇあなたには
まぁ、こんな沈んだ私は私では無いですね!
んふふ、今日は早く寝ましょう…」
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通りすがり - ほんとに好みの作品です…!好きすぎるっ!明日朝早いのに、夜更かし覚悟で見ちゃいました(*⁰▿⁰*)悲鳴嶼さん、不死川尊い、、、あぁ、、、好き、、、 (2022年1月16日 21時) (レス) id: 1ace4129ec (このIDを非表示/違反報告)
坂口(プロフ) - 和田さんを知ってるんですね。いいですよね。 (2020年12月28日 14時) (レス) id: 00b7ed554e (このIDを非表示/違反報告)
長女(プロフ) - あざらしさん» アザラシ様!コメントありがとうございます!そう言っていただき長女は嬉しいです!!実は、そろそろ鬼滅で夢小説新しく書き始めようと思ってまして、、もし良ければそちらもご覧下さい〜! (2020年12月27日 19時) (レス) id: 95eaccf2e1 (このIDを非表示/違反報告)
長女(プロフ) - 吹雪さん» お久しぶりですー!お元気でしたか?感想ありがとうございます!よ、読み返されるなんて、、、!照れます((((((( !!知ってます!!いいですよね、、、!! (2020年12月27日 19時) (レス) id: 95eaccf2e1 (このIDを非表示/違反報告)
あざらし - 本当にめっちゃ感動しました!原作との繋がりもしっかり入っててとても見ててドキドキしながら見てました!また違う作品も見てみたいです!! (2020年12月20日 23時) (レス) id: 6d224a7bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:長女 | 作成日時:2020年3月19日 18時