結婚しませんか？ 【悲鳴嶼行冥】【鬼滅の刃】

10話 ページ12

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｢おぉ、なんか、ぉお？？？｣


煉獄｢……何の変哲もない村だな！！｣


｢なんか、ある意味不気味ですね……｣


どこにでもある、普通の村


何もおかしいところはないし、


変わっている事はない。


少し違うといえば、綺麗な音色が響き渡っている所だろうか



｢本当に、下弦の鬼がいるのでしょうか……｣


煉獄｢御館様の事だ、間違ったことは言わないだろう！！｣


｢ですね、｣


とりあえず聞き込みからしよう！！と


賑やかな町へと向かっていった


……………………


｢そうですか！！！！


すいません！！突然変な事聞いちゃって！！｣


｢いいや、大丈夫だよ、こちらも手助け出来んくてごめんねぇ……｣


｢いえいえ！！こちらこそ！貴重なお時間お取りしちゃってごめんなさい！！


ご協力ありがとうございました！！｣


｢はいよー｣


近くにいた、農民や、茶屋の主人。


色々なことに詳しそうなおばあさん等


10人ほど当たってみたが、これといった情報はない


｢うーーん……ホントにいるのかなぁ…｣


煉獄｢紫季！！！！！


なにか有力な情報は手に入ったか！？！！｣


｢いいえ、とくには……


煉獄さんは、、、？？｣


煉獄｢こちらもだ！！！！｣

手詰まりだな！！！


と豪快に笑う煉獄。

それに溜息をつき、


｢とりあえず、夜まで待ってみます？｣

煉獄｢そうだな！！！｣


と、休憩がてら、近くの甘味処へ行こうとした時、


？｢ねーねー！｣


煉獄｢む！？！｣


｢！！！｣


背後から突然声をかけられる2人

咄嗟に刀を取ろうとすると、煉獄がそれを抑える


？｢ね！話してもいい？？｣


煉獄｢ふむ！いいぞ！！！｣


完全に気配が人間ではない


｢ちょ、その子……｣


煉獄(少し泳がした方がいい)


(えぇ……さっさと首取りましょうよ！？)


？｢あのね？鬼について！！！｣


煉獄｢！！…何か知っているのか？？｣


？｢僕が知ってる事だけで良かったら！！｣


｢え、本当！！おねーさん嬉しい！！！


ここで話すのはあれだから……


どこか人がいないところ…｣


？｢あ！僕のおうちに来る？？？｣


｢いいの？？親御さんに迷惑かかっちゃうでしょ？？｣


？｢大丈夫だよ！！！｣


と、小さい体には不似合いなほど大きな傘を揺らしながら


2人のまえを歩く美しい子供


｢ねぇねぇ、君の名前はなんて言うの？｣


？｢僕？

僕はね








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鬼紫(きし)っていうの！！｣

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