白と黒と、【男主】【刀剣乱舞】 (ページ5)

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第47話ページ5

天光丸「？」

部屋が静まる

予想していなかった言葉が出たからである

陽岬「……私とあなたの主従関係は……

まだ切れていないの

……いや、

私が無理やり繋いでいたの。」

翔唯「……」

全振『？？』

よく分かっていないのかほとんどの中

翔唯「まぁ、だよなーって感じだな…」ﾎﾞｿ

1人納得していたものが……

陽岬「嗚呼、あなたは気づいていらしたのですね……」

そりゃなぁ、と苦笑しながら

翔唯「……まぁ、あなたほどの方ならそれくらい簡単に出来てしまうでしょうし、

それに契約結ぼうとしたのに出来なかったから」

…それくらい簡単に想像できますよ？…

そう、笑う翔唯は酷く冷たい

陽岬「……」

2人で会話を聞いても何を話しているのか分からない

天光丸「お、おいお前ら面識あったのか！？」

燭台切「そう！まずそこだよね！！」

最初の会話などを聞いた時は面識ないと思っていたが、予想を反していたようだ。

思い込みは良くないなと思う童子切

加州「と、とりあえずみんなにわかるように説明して！？」

加州のその言葉に、翔唯は「あぁ、そうだな！」と頷き、言葉を紡ぐ

翔唯「んー、何からいえばいいんだろうなぁ」

とりあえず、関係からか～といつも通りに話そうとする

童子切(…絶対適当で終わらしていい話ではないはず、)

チラりと天光丸を見ると

天光丸「？？」

混乱しているようだ

俺はゆっくりと立つ

皆、なんだなんだ？と言うように俺を見る

ゆっくりと翔唯と、女を見ながら言う

童子切「…もしも……天光丸を苦しめるような内容であったら、即切ろう…

その覚悟がないのなら話さんでいい

隠し事されるのはいい気はしないが、

それが誰かを…天光丸を傷つけるようなものであったら話されない方が、幸せだと思うが…

………

…みなどう思う？」

あぁ、思いのほか声が低くなってしまった

いつも穏やか(？)な俺がこんな声や顔をするなんて考えもしないだろう

静まり返った広間に

はぁと、溜息の音が聞こえる

溜息をついた犯人は天光丸だ。

頭をぐしゃぐしゃとかくと

……天光丸は童子切の前に立つ

ふっと困ったように笑い、

天光丸「お前なぁ！？過保護すぎだよ！！！」

と童子切の頭をﾜｼｬﾜｼｬと撫でる

その後、童子切の目を見て

天光丸「俺はそんなヤワじゃねぇよ？

まぁ、ブラック本丸とヤラにはいたが、

ほとんど吹っ切れた…と思うしな！｣