第54話 ページ25
陽岬「ここ、綺麗なお庭だね、」
天光丸「ん？あー、俺もそれは思ったぞ！」
考えること同じだな！
そう言う天光丸は、とても可愛かった
陽岬「はぁ……」(すっごい親バカになってる気がする……)
そもそも親でも、主でももうないのだが……
陽岬「ねぇ？」
とりあえず、縁側に来た、
天光丸「んー？」
陽岬「少しだけここみたいんだけどだめかな？？」
さぁ、実行だ…！
天光丸「あーー？翔唯？いいか？？」
翔唯「……いいよ」
わーすっごい見られてる(笑)
そんなに信用ならないかなー？
別に悪いことではない。
政府には許可を取ってある
陽岬「ありがとうございます」
そういい着物の袖から、袋を取り出す
天光丸「ん？何それ？」
庭の広いところまで出る
ふふ、これはね
陽岬「私からあなたに、最後のプレゼント！！」
そういいその中に入っていた、鉄の粉を振りまく
それと同時に霊力を溢れさせる
手を合わせ、優しく言う
陽岬「…顕現…」
天光丸は目を見開く
天光丸の周りにいた奴らは天光丸を守ろうとする
陽岬「おはよう、みんな」
大丈夫、私は天光丸を傷つけることはしない
.
今は、夏。
この季節に桜が舞うことは普通はない
だが、大量の花弁が舞い散る
花吹雪が消えたあと、見えたものは……
天光丸「！！？！？！……うそだろ……？」
目を見開き呟く天光丸に言う
陽岬「うんん？事実だよ」
そう言うと天光丸は膝から
天光丸「……ぅあ…ｯｯ！！」
崩れ落ちそうになる
？「はぁ、相変わらず、天光丸は危なっかしい……」
それをキャッチする大きめな影
？「元気だったか！？！」
？「長い間1人にしてすまみませんでした…！」
？「驚いたか！？」
天光丸「……！！ばっかやろう…！！
なんで……！なんで！！！
そこに
涙が溢れる
全く止まらない
それを見てあいつらは寄ってくる
一番大切な緑色の奴は優しく涙を拭う
黒い鵺を肩に乗せたやつは肩を組んでくれた
水色の頭をした長男は背中を撫でてくれ
真っ白い奴はおいおい泣くなよ！と笑いながらいう
その他の奴らも、方や泣きながら、方や笑いながら駆け寄ってくる
それが酷く懐かしく、嬉しく、愛おしかった
それを少し遠くで、陽岬が見ていて、
その眼差しは酷く優しげだった
.
天光丸「ずっと…会いたかった！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「刀剣乱舞」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：長女 | 作成日時：2019年10月23日 22時
