白と黒と、【男主】【刀剣乱舞】 (ページ18)

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陽岬･過去編10 ページ18

広間につくと、もうほとんどが朝餉を食べ終わっていた

食べ終わっていないのは少食の短刀たちや、燭台切などの朝餉を準備していた組

そして、

明石「主はんがお寝坊とか珍しいこともあるんやなぁ？」

こいつぐらいだった

陽岬「いや、一緒にしないで！？！」

明石「ひどないです！？」

燭台切「あ！主くん！おはよう！朝ごはん持ってくるね！

今日は体に優しいお粥だよ」

陽岬「へぇー！楽しみだな～！！！」

あ、お漬物もあるんだー！美味しそー！そう言いながら席につく

陽岬「いただきます！」

相変わらず、燭台切の作るご飯は美味しかった

陽岬(これも、最後か)

ここで食べる最後の朝ご飯

しっかりと噛み締めなければ

本当はみんなと食べたかったけどなーと心の中でぼやいていると

短刀たちが寄ってきた

珍しく薬研たちもいる

信濃「ねーねー！」

陽岬「なぁにー？」

日向「この頃、」

秋田「主君は疲れているように見えます」

薬研「気分転換に」

前田･平野「「鬼ごとでもどうですか？」」

今剣「きっとたのしいですよ！」

着物の裾をﾁｮｲﾁｮｲと引っ張られる

その姿がものすごく可愛らしく

陽岬「う"っっ」

悶えた

蛍丸「主～？」

愛染「……ダメか？？」

目をうるませ上目遣いで言ってくる天使たち

……そんなふうに言われたら、断れるはずがないだろ！！？

陽岬「もちろんいいよ～！鬼ごと沢山しよう！」

じゃぁ少し待っててね

と言い、お皿を片す

陽岬「みっちゃーん、かせーん、ほりー、ご飯美味しかったよー！

いつもありがとう！」

燭台切「そう言われると作りがいがあるね！」

ありがとう、と笑顔で言われる

歌仙「主がお礼を言うなんて……？明日は雪でも降るだろうか…」

堀川「いやー、槍が降るかもしれませんよ～？」

陽岬「そこ！聞こえてるから！？」

………………

そこから庭に向かうと

もう既に鬼ごとは始まっていたため、

それを眺めていたじじい達とお茶をすることにした

ポカポカとした暖かい日差しと、ちょうどいい湯加減のお茶

陽岬(あ、やばいねむい……)

そう思うのはしょうがないと思う。

そんな時、

三日月「加わらくて良いのか？」

と、三日月に言われた

陽岬「んー、あの中に加わっても、やってける自信ないなぁ(笑)｣

江雪「…機動が全振り最大になっていますしね……」

そう、それに、極みの子達もいるし……

そういい、楽しそうにやっているのを眺める

その時飲んだお茶は酷く美味しかった