光と影と、【男主】【刀剣乱舞】 (ページ18)

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第16話ページ18

あ"？落ち着けだァ？

落ち着けるわけねぇだろが

翔唯「あ、そう言えばさ！自己紹介まだだったよな！

俺は翔唯。これなら、お前の主になるつもりだ

初期刀は歌仙、初期鍛刀は愛染と、大倶利伽羅だ

もし、俺に言いずらいこととか、困ったことあったらそいつらに言えば何とかしてくれる！

これからよろしくな！」

そういい、手を差し出す翔唯

天光丸は、それにもイラついてくる

完全なるとばっちりだ。

……はぁ？

手を差し出された…？

はぁ？何すればいいんだ？あ？？？

てか、よろしくっつったか？

天光丸｢……俺は宜しくするつもりはねぇよ？｣

そういい、翔唯の手を払い除ける

……誰が人間を信じるかっつーの

というか、早くここから出よう…さっきは血が頭に昇りすぎて考えてなかったがほとんどのやつがここにいる

天光丸｢……早くどいてくんねぇか？｣

翔唯｢あ、そか、ごめんな…？｣

なんでてめぇがそんな辛そうなんだよ

俺の方が苦しいのに

いっそ刀解してくれた方が

……楽なのに…な｣

一瞬で場の空気が凍る

それを知らないフリをして帰ろうとするも、

手を引っ張られ止められる

童子切｢……！？待て、おい！！！｣

天光丸｢？あ？？｣

んだよまだあんのかよ…？もうここから出させてくんねぇかな……

童子切｢……お前が、それを望んでも…俺たちは絶対にそれをしないから…！！

俺達がお前に希望を与えてみせるから！だから！！！諦めないでくれ……！｣

はぁ？？諦める？希望？

自分に自信があるようで何よりだ

そもそも誰もそんな事頼んでねぇだろ？？

てか、なんだよ…口にでてたのか……

天光丸｢……誰がそんな事頼んだ？頼んでねぇよな…？

………余り関わらないでもらいたいんだが？｣

希望なんていらない

絶望もいらない

童子切｢ｯ…｣

幸せも、悲しみも

愛ももういらない

俺はなんも望まない。

きっともう、何もかもが

天光丸(………遅いんだ……)

みんな消えた

俺が折ったヤツらもいた

気づいたら1人だった

それに慣れたんだ

いいや……慣れなきゃいけなかった

抵抗だってできなかった

ずっと何か見えない物に縛られてた

いつしか何も感じなくなって

いつ流したかも分からない涙は誰にも気付かれずに消えていった

…あぁ……

…もう…手遅れだったんだ

……諦めは着いていた。

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ！

……！！？

何かが走ってくる？