第5話 ページ7
繎side
……こいつらは何を言っているんだ?
天光丸を連れていく?
何を馬鹿なことを?
冷たく刺す視線と殺気がとても怖い
繎「…お…おい天光丸!早く動け!!命令だ!!こいつらを殺せ!!!」
天光丸「…あ"?…」
……早くしろよ……!!!
繎「おい!聞いてんのか?!」
そう、天光丸に怒鳴ると
天光丸「………!?」ガタッ!!ドン!!
ビクリと、体を、ふるわせフラフラと立つ
石切丸「!?うわっと……て、天光丸!?今は、動くな!!」
やっと…やっとか!これで助かる…!早くやっちまえ!!!
三日月「……天光丸、それで良いのか…?」
三日月が、意味のわからないことを天光丸に言う
天光丸「………」
それを聞き、天光丸は目を見開く
…はぁ?なんで止まってんだ…!?!はやくしろ!!
三日月「……お前は後悔しないのか…?」
天光丸「……?!!?
おい…俺の本体はどこ…だ」
久しぶりに、ちゃんとした声を聞く。
獅子王「……は?お前自分の本体持ってな……」
繎「ちっ…そこにあるだろ?…早くしろ…」
獅子王の声をさえぎり、言うと天光丸は、棚に入っている本体を取り出す。
天光丸「……」
ゆっくりと鞘から抜いていく天光丸を見て安堵する
はぁ…危ないところだったが、まぁ大丈夫だろう……!!
なぜって?そりゃなぁ?
天光丸は俺のものだからだよ!
こいつに何を言っても無駄だ…こいつが俺を殺すわけが……
天光丸「……」スッ
……は?なんでこっちを向いて…
.
………ッブス
あ"???
天光丸「…………」
何がおこ……
繎「ガハッ…」
…赤?朱?紅?アカ?
俺の……血??
刺されたところが熱を持つ
…う…そだろ…!?!!!
繎「て、天光丸!?裏切ったな!?俺はお前を信じていたのに!!!!
大切に扱っていたのに!!!!
主を裏切りやがって!!!!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
天光丸side
……
三日月「……天光丸、それで良いのか…?」
……は?
いいもクソもねぇよ……
……従うしか…!!三日月「…お前は後悔はしないのか…」
?!?!?!
あぁ…
こいつは……
繎「おい!聞いてんのか?!」
天光丸「……ぁ…」
…うるせぇな…誰がてめぇのことを聞くかよ
あいつの命令を聞くぐらいなら折れた方がまだマシだ
それに……
.
今なら…あいつらの仇を……!!
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作成日時:2019年9月22日 0時