滑って壁ドンしたら惚れられた。【-MASHLE-】

4話 ページ4

『夢主side』



…先客が居たみたい。
マッシュヘアーの男の子が，可愛らしい
エプロンを着て何かを作っていた。


これはっっ，友達を作るチャンスだ。
と私は思いきって話し掛けて見ることにした。


『…あ、あのっ何作ってるんですか?』


「うわっ，え、えっとシュークリームです。」


マッシュヘアーくん…少しビックリしてる。
急に話掛けられたら，誰でもびっくりするか。


シュークリームかー，美味しそうだなぁ…。
いけない，いけない，思わず口角が
上がっていた。


『グ〜…』

お腹鳴るタイミングじゃないよっ!
うわ〜…恥ずかしい…。


「あの、シュークリーム要りますか？」


気遣わせちゃったよッッッ。。
それにしても良い子だ。


「じゃ，僕はこれで。」

高速移動したみたいな，音聞こえたけど、
早すぎない?感謝言う時間も無かったよ?
…そういえば名前聞くの忘れたな。

ーーーーーー

急に設定→←安心感。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す