いきなり異能が出てきました【文スト】

18話 ページ21

捕まった瞬間扉(ドア)から沢山の手が出てきて谷崎さん扉(ドア)の中に閉じ込められた


モ「またお友達が増えちゃったわ！嬉しいわねアン！なあに？まだ欲しいの？それじゃあ…………」


敦さんの方にッ………………


『敦さん！！』


敦さんはするりするりとアンの攻撃？を受け流す


モ「すごいすごい軽業師みたい！もっと見たいわ！」


今………………敵と戦ってるはずなのになんで笑ってるんだ？


モ「何て力強くて便利な異能なんでしょうさぞ幼少から皆にちやほやされたに違いないわ」


敦「………………」



『ッ…………』


モ「貴方 元孤児なのですってね」


モ「あたしも孤児院育ちなのとても寒い所よ凍ったみたいな水で一日雑巾がけをした後は何日も指の痛みが取れなかったわ」


モ「それにあたしの異能はこんなだから皆から気味悪がられちゃって貴方がさらわれた時は探偵社は必死に探したそうね」


モ「＿＿＿＿素敵だわきっと貴方が良い異能を持ってるからね敦「僕は……」あたしも異能を買われて組合(ギルド)に拾われたのけど組合(ギルド)は失敗は許さないわ今回の作戦をしくじったら汚れた紙ナプキンみたいに捨てられる＿＿＿＿そしたら＿＿＿そしたらまた独りよそんなのって信じられる？」


モ「ねぇ何故貴方なの？なぜあたしではないの？不公平よ貴方もあたしの気持ちを思い知るべきだわ」

モ「この部屋の中で永遠にね」

人形(アン)のスピードが疾くなった！？

敦さんはドアに鍵を挿すことにしたのか？

でも鍵の形が変わって＿＿＿＿


『敦さん！危ないです！』？「少年！危ない！」


敦「え？」

鍵が変形して敦さんの首元を切り込むように＿＿＿


鍵でドアを開けたら勝ちではないの？

有り得ない………………


モ「お友達を捨てて逃げる気！？」

敦さんは現実の世界に戻るドアを開けようとした太宰さん達を頼るため？


B「＿＿＿＿＿＿＿はぁ………………やっぱり人間さん達って大馬鹿者ばかりですねぇBBちゃん残念です」

敦さんの首や腕や体の色んなところにピンクのリボンが括られていた

敦「ぐげ」

ばたりと重心が揺れ倒れる

B「この場合(ケエス)での逃亡は馬鹿な行為です。彼女の話の通りならばこのドアから逃げれば貴方は記憶を失います。敵に捕えられた仲間の危機も忘れ敵は進撃を続けます。」

彼女の瞳は哀しく澄んでいた

まるで誰か1人のの人生を見てきたような瞳だった

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