雨の日。43日目 ページ3
｢……どうしちゃったんだろ。私。｣
なぜか屋上に来てしまった。
頭が追いつけない。
大神くんに告白された時、嫌ではなかった。
不思議な感情だった。
｢はぁ…どうすれば…｣
私が呟くと同時に風がふく。
その風はなんだか私を見捨てていくような感覚だった。
｢……………私、このままでいいのかな｣
｢…いいに決まってんだろーが｣
振り向くと大神くんが立っていた。
肩が上下に動いている。走ってきたのだろうか。
｢……あの、さっきは、ごめん｣
｢…俺も勢いで言っちまったから…嫌だったよな。｣
私は頷くことも出来ず、ただ目の前の景色を眺めていた。
大神くんは、私の隣に座った。
私は気にしずにいた。
｢須美倉はさ、好きな人とかいねーの｣
｢……好きな人かぁ。考えたことないから分かんないや｣
｢…そっか｣
大神くんには何故か嘘はつけない。
私の中で知らないうちに特別になっていたのだろうか。
大神くんはヤケに私に付きまとう。
私の事はどう思っているのかはわからないが、私は良き理解者だと思っている。
(｢君を守りたい｣)
(｢もっと大神くんの事を知りたい｣)
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りつき - 素晴らしい作品ありがとうございました！たまたま見つけて見てみたら気に入りました。これからも頑張ってください!!! (2017年4月24日 15時) (
レス) id: 49af817e86 (このIDを非表示/違反報告)
眉無(プロフ) - SOFIAさん» コメントありがとうございます！！タイプでしたか…！とても嬉しいですっ( ´ ▽ ` ) (2016年7月3日 23時) (レス) id: 5ceb00af48 (このIDを非表示/違反報告)
SOFIA(プロフ) - とってもタイプな小説でした！晃牙尊い！作者尊い！ (2016年7月3日 22時) (レス) id: eef5d1a178 (このIDを非表示/違反報告)
眉無(プロフ) - あのこみさん» コメントありがとうございますっ！神だなんて…！！泣き崩れます(( (2016年4月24日 22時) (レス) id: 5ceb00af48 (このIDを非表示/違反報告)
あのこみ - 大神晃牙様サイコー！作者神！ (2016年4月24日 22時) (レス) id: 640812da45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眉無 | 作成日時：2016年2月27日 16時
