出来るなら来世は、そこら辺の雑草になりたい。【あんスタ】

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翌日


｢んっ……｣



目覚ましがなる前に目を覚ます。
隣を見ると、まだスバルは寝ていた。


私は目を擦りながら時計を見る。
５時45分。スバルが起きる時間。


｢スバル、起きてー｣



｢んんん…ふぁぁ…Aおはよ〜｣



｢おはよ。大吉の散歩行くんでしょ。｣



｢うん…行ってくる〜｣



スバルはフラフラした足取りで、大吉を連れて外に出た。
私はそれを見届けると、ご飯の準備を始めた。



*☼*―――――*☼*―――――


｢だっだいま〜☆｣


｢おかえり｣



スバルの元気な声が部屋中に響く。
もう少しボリューム抑えれないのかな、この子


｢今日のご飯は…和食！｣


｢うん。…ダメだった？｣


｢全然いいよ！！Aのご飯美味しいし｣


スバルは箸を持つと、勢いよく食べ始める。
本当、美味しそうに食べてくれるよね。

私も、作ったご飯を口に運ぶ。
うん、美味。


｢ごちそうさまでしたー☆｣


｢相変わらず、食べるの早いよね｣


｢だって美味しいんだもん。｣



スバルは、制服に着替えるとすぐに外に出た。




｢え、もう行くの…？｣


｢うん！今日も打ち合わせあるから！！いってきまーす☆｣



スバルが家を出た途端、さっきまで騒がしかったのが一気に静まる。



｢…スバルも忙しいのかな｣



なんか、少し寂しい。

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