出来るなら来世は、そこら辺の雑草になりたい。【あんスタ】

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｢Aは初めましてだよね！！俺と同じユニットのホッケーとウッキー☆｣


あ、この人たちがこの前言ってたホッケーくんとウッキーくんね。
イケメンだなおい。

スバルが適当に紹介したもんだから、ホッケーくんがペシっとスバルの腕を叩いた。


｢おい、ちゃんと紹介しろ。…氷鷹北斗だ。よろしく｣


｢遊木真ですっ｣



｢よ、よろしく……｣



北斗くんと、真くん。
なんかいい人そうだし、仲良くなれるといいな。

するとスバルは私の方にくる。



｢それで、この子はA！一緒に住んでるんだよ〜☆｣


スバルがそう紹介すると、北斗くんがギョッとする。


｢…一緒に住んでいるのか……？｣


｢…うん。そうだよ｣


｢…うちの明星が迷惑かけてないか？？｣


｢あ……そこそこ…｣


｢そこそこってなんだよ〜！｣



スバルはほっぺを膨らましてぶーぶー言う。
真くんは苦笑いしていた。


｢…ていうか、なんでAここにいるの…？｣


｢……あ！…そ、それが大吉を散歩させてたら………道に迷っちゃって。それで、大神さんにここまで教えてもらって来たの｣



｢え、ガミさんが？｣


｢うん。スバルと同じ学校通っているからって。だから明日大神さんにお礼言っておいてくれない？｣


｢うん！わかった〜｣



そう言うとスバルは大吉をなでる。
私は北斗くんと真くんに一礼した。


｢またねAちゃん！！｣


｢アホをよろしく｣


｢うん！｣



私と北斗くんは、同じ匂いがする。(多分)

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