14話「個性把握テスト��」 ページ14
そして全種目は終了し____
「んじゃ、パパっと結果発表。」
非常にも、結果発表の時間となった。
トータル最下位が除籍……この中の誰かが、この雄英高校を出なければならない。
皆、緊張した顔で相澤の話を聞いていた。
「トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する。
_____ちなみに除籍はウソな。」
！？
………！？
相澤の言葉に、誰もが目を丸くした。
心音は思わず吹き出す。笑いで。
ウソっていうのが嘘だろ絶対。
見え透いた嘘に心音は笑いを隠せていない。
隣で爆豪が汚物を見るかのような目で見ている。
「君らの最大限を引き出す、”合理的虚偽”。」
ハッ、と鼻で笑いながら、相澤は言う。
「はー！！！！？？」と一部の生徒は叫ぶ。
本当に同情するよ、と心音は心の中で手を合わせた。
「あんなのウソに決まってるじゃない……。ちょっと考えればわかりますわ…。」
と、一人の女子生徒が呆れたように呟く。
「果たしてそれはどうかな。どれが”ウソ”でどれが”嘘”か___いやぁ、全くもって分からないね！分かるけど！！」
「……？」
フハハハ！！と笑うかのような勢いで語り出す心音。そんな心音に相澤は目でやめるように促す。
えー、とヘラヘラ笑いながら心音は相澤を見ていた。
「……とにかく。
これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ。
____緑谷。」
相澤が話を戻し、終わらせる。
「
そして緑谷を呼び、保険利用書の紙を一枚渡す。必要最低限のみの情報を伝えて相澤は去っていった。
緑谷達は、否、クラス一同は唖然としながら、職員室に向かっているのであろう相澤の後ろ姿を見届ける。
「6位かぁ。割と目立ったりしてたかな？ね、緑谷君。どう思う？」
「え、あ、多分……別の意味で目立ってた方だと……。」
「マジかー！！ははっ。」
_____約一名、空気を読めていない
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ロロロ(プロフ) - 赤字さん» ありがとうございます！ (2018年4月28日 21時) (
レス) id: fc1c559d12 (このIDを非表示/違反報告)
赤字 - 面白いです♪ (2018年4月28日 20時) (レス) id: b278d1cf65 (このIDを非表示/違反報告)
ロロロ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！修正しました！ (2018年4月28日 18時) (レス) id: fc1c559d12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ２２ページの爆豪が爆轟になってるんですが…更新、待ってます！ (2018年4月28日 18時) (レス) id: 269a2a006a (このIDを非表示/違反報告)
ロロロ(プロフ) - 涼花凛娘さん» コメントありがとうございます！物間くんの……親戚かもですね((体育祭編まで時間がかかりそうですが気長にお待ち下さると嬉しいです……！！頑張ります！！ (2018年4月28日 12時) (レス) id: fc1c559d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロロロ | 作成日時：2018年4月18日 15時
