43話:出前中華 ページ10
モラクス・モモノキside
職員室で次回の授業の準備をしながら
チラチラ時計を見る
18時になったら"アレ"が来る...!
ソワソワしながら仕事をしていると
"ｺﾝｺﾝｯ"
ドアがノックされた
それにニンニクのいい香り...
"ｶﾞﾁｬ"
｢モモノキ先生...お待たせしました｣
Aがいい香りのするワゴンを押しながら
私のところまで来る
｢こちら調味料です...｣
モ｢えぇ､ありがとう｣
｢では...私は...帰りますね...｣
モ｢気おつけて帰るのよ｣
｢はい...｣
軽く会釈をして職員室から出るAを見届けると
周りに他の先生方が集まって来た
ダ｢お!夜食ですか!｣
モ｢えぇ､多めに作ってもらったので皆さんも是非｣
ロ｢わーい!!｣
よくAが料理を作って職員室に持ってくるから
先生方は自身の箸を用意し机の引き出しから出す
どれも美味しそうだけど...
昨日おすすめされたのは"ギョウザ"ね
箸で掴んで黒い液体に少しつけて口に運ぶ
"ﾊﾟﾘｯ!"
モ｢あふ!｣
かじると中から大量の肉汁が溢れ出て
口の中を火傷する
でも...ニンニクとこの前言っていた"ショウガ"の味が
中のお肉とよく馴染んでいて美味しい...!
周りのパリパリも食感がいいわね...
厶｢皮パリパリで美味い!!｣
エ｢この白い調味料に赤い何かがかかってるヤツつけて食べると味がまろやかになって少しピリ辛になるな!｣
ス｢ふい!このスープに入っているのは皮がモチモチで美味しいわ〜｣
イ｢豚まんかと思ったら皮がサクサクだな...!!｣
皆さんからも高評価で空想生物師団を
維持できてるのは皆さんのおかげね...
ブ｢モモノキ先生､妻にも食べさせてあげたいのですが...｣
モ｢冷めても美味しいとAが言っていたのでタッパーに詰めて大丈夫ですよ｣
ブルッシェンコ先生と談笑していると
"ｶﾞﾁｬ"
席を外していたカルエゴ先生がお戻りになった
ダ｢あ!カルエゴ先生､早く食べないとなくなりますよ〜｣
カ｢ご心配なく｣
よく見るとカルエゴ先生の手には袋があり
ここにあるギョウザと同じ香りがする...もしかして
カ｢先程Aから追加分のギョウザをいただいたので私は失礼します｣
ロ｢えぇー!?カルエゴ先生も食べましょうよ〜｣
カ｢断る｣
カルエゴ先生の袋かなり大きいけど...
相当な量あるわね...
カルエゴ先生が1人でギョウザを食べる姿を
想像するだけで.../////
私は顔が真っ赤になり
近くにいたスージー先生に心配されるのは
すぐのお話し
番外編:クリスマスパーティーの様子→←42話:ニンニク臭にはリンゴ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪(プロフ) - kanayamamoto112さん» ありがとうございます!!60話表示されていないのを教えてくださりありがとうございます!! (2月22日 17時) (
レス) id: 6da5b0cd53 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんとバラム先生のほのぼのシーン面白かったです。作者さんすみません。60話が非公開になってました。第3章からスタートする週末日編楽しみです。更新頑張ってください。 (2月22日 17時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - kanayamamoto112さん» ありがとうございます!!なるべく早くリクエスト書けるように頑張ります!! (2月19日 22時) (レス) id: 6da5b0cd53 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 作者さんバレンタイン企画面白かったです。リクエスト小説ワクワクドキドキしながら待ってます。飯テロ面白いです。更新頑張ってください。 (2月17日 18時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - kanayamamoto112さん» すみませんリクエスト遅くなります...m(_ _)m (2月17日 18時) (レス) id: 6da5b0cd53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪 | 作成日時：2024年1月9日 0時
