鈴木入間くんの妹､アガレスくんの彼女です2

68話:おもてなしの準備 ページ41

Aside


今日の放課後､カルエゴ先生が"家庭訪問"しに来る

おもてなしのお茶菓子は...


"ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ..."


長方形の"スポンジ"にトロっとした"生クリーム"を
全体に塗っていく

濡れたら切った角切りの"いちご"を
たっぷり乗せてスポンジが切れないように
丁寧に...丁寧に巻いたら...


｢"いちごのロールケーキ"...完成..!｣


ロールケーキの上に生クリームを絞り
切ってないいちごを乗せれば更に美味しそうに見える


"ｽﾄﾝｯ"


ロールケーキを5人分切り
ロールケーキに合う"アッサム"という紅茶をいれる


"ｶﾞﾁｬ"


部屋のドアを開けると
カルエゴ先生がいらっしゃっていた

なんか嫌そうな顔...


｢カルエゴ先生...ロールケーキです...｣

カ｢ろー...?｣

｢と､とりあえずケーキなので...!｣

｢おじいちゃんたちもどうぞ｣

サ｢やった〜!Aちゃんのケーキだー!!｣

オ｢手伝います｣


オペラさんに紅茶を配ってもらい
私は入間くんの隣りに座ってケーキを1口...


"ﾊﾟｸｯ"


ふわふわの生地と甘い生クリームが美味しい〜
甘酸っぱいいちごがアクセントになって
口の中が幸せ〜


入｢ん〜!!美味しいよAちゃん!｣

｢ふわ!...よかった...｣

サ｢Aちゃんのケーキ美味しい〜!今度仕事の会議で持って行きたいな〜...｣

｢私のでよければ...作るよ｣

サ｢やった〜!!｣


ピョンピョン喜ぶおじいちゃんかわいい...
目の前にいるカルエゴ先生を見ると
周りにお花が飛んでる...美味しいんだ...


オ｢おや?カルエゴくんいちごはお食べになられないのですか?｣

オ｢なら私が...｣

カ｢最後にいただくんですよ!!｣


オペラさんなんか楽しそう...仲良いのかな?

最後のケーキを食べ終え家庭訪問が始まった

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