鈴木入間くんの妹､アガレスくんの彼女です2

59話:ちょっと早めのひんやりご飯とタバコ先生 ページ31

Aside


"ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ..."


ワゴンを押してちょっと早めの夜ご飯を
職員室に押す

角を曲がって...そう思ったらタバコを吸ってる先生が
出てきて反射的に後ろに下がる

タバコ...また押し付けられる...!!
怖くて少し震えていると


"ｼﾞｭｯ!...ﾎﾟﾝｯ"


?｢わ!悪い!大丈夫か?｣


タバコの火を消して私の頭に手を置く
多分安心させてるんだと思う...よかった...震えが止まる...


?｢君鈴木Aだろ?｣

｢は､はい...｣

?｢バラム先生から事情は聞いてる､ごめんな｣

｢い､いえ...｣


この人誰だろ...?
整った顔の先生だな...


?｢その感じ...僕の事知らないな?｣

｢あう...はい...｣

?｢ははっ､そりゃそうだ､俺は"警備専門"であんま生徒と関わりないしな｣

エ｢"イフリート・ジン・エイト"､一応"学校警備教師"だ｣


学校警備教師...?
そんなのあったんだ...


エ｢職員室近くにいるけど...もしかして夜食か?｣

｢はい...少し早めですけど...｣

エ｢ローストビーフにサンドウィッチ､プリン､ワッフル､タピオカ､チーズボウル､チーズハットク､ギョウザ...どれも美味かったな〜｣


師団パーティーに出したものまで食べてくださってる...
意外とグルメ?


エ｢今日はどんなの?｣

｢冷やし茶漬けと言って...食欲がわかない暑い日にもするする食べれる1品です｣

エ｢あぁ...夏になるとついアイスとかしか食わなくなんだよな...｣


そう言いながら2個目のワゴンを
ナチュラルに押してくれる...紳士


エ｢僕ら教師はAちゃんの料理期待してるから､無理しないで頑張れよ｣


"ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ"


撫でられるの好き...それに少し暖かい気がする...






〜スキ魔〜

タバコ代わりに...


"ｶﾞﾁｬ"


エ｢夜食でーす｣

厶｢あれ?Aちゃんじゃないの?｣

エ｢渡すだけだから貰っといた｣

厶｢えぇー...Aちゃん悪ドルみたいにかわいいから俺推してんのに...｣

イ｢生徒を推すな｣

ダ｢あれれ〜エイト先生随分かわいらしいタバコですね〜｣

エ｢あはは...口寂しいのが顔に出てたのか"棒キャンディー"を頂きまして...｣

エ｢あまりにも純粋な目で渡すので断りずらく...｣

イ｢食べれるのか?｣

エ｢甘すぎなくてうまい｣


飴も手作りなようで...

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