鈴木入間くんの妹､アガレスくんの彼女です2

53話:終末テスト兄苦戦中 ページ25

Aside


学校に行くと来月に"終末テスト"という
"週末日"...まぁ"夏休み前"の"期末テスト"だ

その終末テストがあると報告された
私は予習復習してるから大丈夫...なんだけど...


入｢うぅ...!!｣

｢はわわ...!!｣


入間くん私の膝が唸りながら丸まっている

どうすればいいか分からずとりあえず頭を撫でる


｢あの...入間くんは...?｣

ア｢実は...入間様は勉強が得意ではないらしく...｣

ク｢私よりダメだよ!｣

ア｢貴様は黙っていろ!!｣


な､なるほど...だから苦しんでるのか...


ピ｢入間邪魔｣

｢ピケロくん...ここの問題解いてからだよ...｣

ピ｢...｣


頬を膨らませながらワークを解くピケロくん

勉強苦手らしいから私が教えてるんだ...


ア(...はっ!!もしやA様も入間様と同じく勉強は苦手なのか!?それなら普段関われない私は勉強を教えるという口実でお話しできるはず...!!)

ア｢A様!!失礼ですが前回のテストをお見せ下さい!!!｣

｢ふえ!?｣


興奮気味のアズくんに首を傾げつつ
前回のテスト結果を見せる


ア｢なっ!?全て90点台!?｣

｢予習復習してるし...たまにアロケルくんと競ってるんだ...｣

アロ｢3勝2敗...まだ勝っている｣

｢次は...負けないよ...!｣

ア｢さすがはA様!!武術や料理だけでなく座学まで完璧にこなせるのですね!!///｣


なんかお顔赤い?そう思っていると
上の制服が掴まれる感覚がある
下を向くと今にも泣きそうな入間くん...


入｢同じだと思ったのに...!!｣

｢ふわ!?えっと...その...｣

入｢うぅぅぅ!!｣

｢ふえ!?よ､よしよ〜し､入間くんはこれから伸びしろがあるって事だから大丈夫だよ〜｣


抱きしめて頭を撫で慰める


"ｺﾞｺﾞｺﾞｯ...!"


うん...ピケロくんからの圧は気付かないふりをしよ...

54話:寝坊助率いる世話焼きダブル→←52話:妹の秘密※虐待の表現アリ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す