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教室の自分の席に行くと、新品のジュースが置いてあった。
まるでいじめられてる生徒が机の上に花を置かれてるみたいな光景だ。
JA「あれ、もう先に来てるのかと思ってた」
ジュースを見て言うジアにあいまいな返事をして、
こっそりカトクのトークルームを開いた。
ユナジュース、貰うね
誰がくれたかは考えなくてもわかった。
ユンギおう
ちょっと怖いと感じたのが嘘みたいに、彼は普通だった。
なんとなくほっとして机にスマホを置いた時
またブブッと震えて、通知が来たことを知らせる。
ユンギ音楽室来いよ
ユナ無理だよ。一時間目始まるし
ユンギじゃあ放課後
この人私しか友達いないのかな。
これで友達って呼べるかどうかもわからないけど
ちょうどチャイムが鳴った。
JA「えっ、やばい!教科書忘れた〜!」
『一緒に見る?』
JA「ほんとに?神!」
机をくっつけて来たと同時に机の上のスマホが
また揺れた。
ユンギ今日も塾だろ?
JA「…ごめん、音がして反射的に見えちゃった」
『え?』
何のことを言ってるかわかる前に、あっ!と声を上げて私の肩を勢いよく掴んできた。
JA「まさかミンユンギと付き合ってんの?!そういうことでしょ!」
『ち、違うよ、ほんとに違う!』
JA「え〜 なんだ、つまんない…」
『つまんないって何よ笑』
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ナムジュンの彼女でs((殴 - 主様、ユンギおっぱにキスされちゃう世界線どこですか (2022年1月26日 22時) (レス) @page48 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
さーあ(プロフ) - めっちゃいい話ありがとうございます 更新楽しみに待ってます (2020年12月9日 13時) (レス) id: db88210b2a (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ推し - いいお話ありがとうございます!途中から泣いちゃいました(ウルウル) (2019年10月22日 22時) (レス) id: e512c5d2f6 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - ねおさん» 嬉しいです;_;頑張ります!ありがとうございます^^ (2019年10月2日 7時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ねお - 久しぶりに凄く素敵な作品に出会えました!更新待ってます! (2019年10月1日 22時) (レス) id: 5786211d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miz | 作成日時:2019年9月28日 23時