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『走っちゃだめだよ。心臓に負担かかるんでしょ』
『夜遊びも禁止。はやく寝てね』
YG｢めんどくせぇな｣
ミンユンギには面倒臭いだの過保護だの
散々言われるけど
本を読めば読むほど、不安になる一方だった。
YG｢少々走ったくらいで死なねぇつってんじゃん｣
『塵も積もればなんたらって言うでしょ』
YG｢ったく…｣
こうやって悪態をつきながらも、私が心配してるのがわかっているようで、時々嬉しそうな顔をしている。
YG｢俺の親より心配性なんじゃね｣
『悪いことじゃないんだから』
隣で突っ伏していた顔がこちらを見るから
視線がぶつかり合う。
何か言いたげな表情が、フッと柔らかくなって
いつものと違う笑顔に見えた。
きっと、塾の子どもたちに向ける顔だ。
YG｢ユナは良いやつだな｣
『…今更気づいたの 笑』
笑って、どうぞ続けてくださいと言い残して
自分は眠り始める。
…
私がこんなにも必死に調べ物をするのは
もちろん、ミンユンギの為だ。
彼が夢を諦めることが辛いし、
自分を悲観することすらしないのが、悲しい。
他の誰が諦めようと、私だけでも最後まで
治ると信じていたいから。
そして理由はもう一つ。
私はミンユンギがいないとつまらないというのに
彼が私を忘れてしまったら、元も子もないから。
私を忘れて欲しくない。
いつしかそれ程にまで、私の中で
ミンユンギの存在は大きくなっていた。
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ナムジュンの彼女でｓ((殴 - 主様、ユンギおっぱにキスされちゃう世界線どこですか (2022年1月26日 22時) (
レス) @page48 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
さーあ(プロフ) - めっちゃいい話ありがとうございます 更新楽しみに待ってます (2020年12月9日 13時) (レス) id: db88210b2a (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ推し - いいお話ありがとうございます！途中から泣いちゃいました（ウルウル） (2019年10月22日 22時) (レス) id: e512c5d2f6 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - ねおさん» 嬉しいです;_;頑張ります！ありがとうございます^^ (2019年10月2日 7時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ねお - 久しぶりに凄く素敵な作品に出会えました！更新待ってます！ (2019年10月1日 22時) (レス) id: 5786211d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年9月28日 23時
