HugMeOrBomb.【YG】

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『また来てんの？』



YG｢悪ぃかよ｣



『別に。バレないように頑張れ』






放課後、図書室に行くと当然のようにそこにいた。

謹慎中だってのに全然言うこと聞かないやつだ。







YG｢寝るからテキトーに起こして｣



『はいはい』






いつも通りの仕事をして、暇になったら本を読んでスマホをいじって…

暖かい図書室ではすぐに眠気がやってくる。









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『そろそろ帰ろうかな』





誰も来ないし、早く閉めちゃおう。






『おーい、起きて』



YG｢…｣



『ねぇ起きてってば』







爆睡してやがる。



その向かい側に座ってつついたり机を揺らしたりしても起きないので、しまいには私も突っ伏した。






…どうやらその行動が失敗だったらしい








YG｢おい｣




『…ん』






ミンユンギが笑う声が聞こえる。

ぼんやり目を開けてみるけどやけに暗い…







『寝ちゃった…そろそろ帰ろっか』



YG｢今何時だと思う？笑｣



『え？』






時計を見ると短い針は9を、長い針は6を示している。







『嘘でしょ…』



YG｢早く帰らねーと閉じ込められんぞ｣



『やばい！早く帰ろ…廊下真っ暗じゃん！待って置いて行かないでよ』



YG｢うるせぇ｣







電気を消して、さっさと図書室を出ていく影を追いかける。





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