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YG「おい」
ハッとして立ち上がる。
『すいません』
YG「大丈夫か?」
『なんでもないです…
あと、さっき言ったことも…』
心配してくれる声が優しくて、また胸がむずむずするけど
変な時に好きだなんて言ってしまったせいで気まずくなったかもしれない。
だから取り消そうと思ったのに、ユンギ先輩は急に笑いだした。
『な、なんで笑うんですか?』
YG「いや笑 間違いねぇなと思って」
『…?何がですか?』
理解できなくて戸惑う私に、今度は優しく笑う。
YG「ユナが好きなのは、俺じゃない」
『……どういうことですか?』
YG「それはこれからわかる。少なくとも、俺に対する気持ちはまた別物だな。」
私がユンギ先輩を好きな気持ちは、恋じゃないってこと?
さっぱりわからない…
ついさっき確信したのに。
私はモヤモヤしたままなのに、なぜかユンギ先輩は清々しそうだ。
YG「よし、じゃあもうあがっていいから。迎え来てるみてぇだし」
『迎え?』
誰にも連絡してないし、雨が降ってることすら気づかなかったのに一体誰が…
急いで着替えて出ると、ジミンとスンアちゃんの横にもう一人増えていた。
SA「あ、もうあがり?お疲れ様!」
JM「お疲れさま」
『ありがとう』
ジミンとスンアちゃんはすっかり仲良くなったみたいで、私がジミンから離れるまでもないみたいだ。
ジミンに嫌われる必要もなさそうでホッとする。
JK「ん、」
『あれ、傘…わざわざ持ってきてくれたの?』
カウンターには二人分しかカップが無くて、グクがカフェに来た理由が他にわからなかった。
JK「いいから、早く帰んぞ」
『うん。…ありがと』
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miz(プロフ) - さらさん» 最後まで読んで頂いてありがとうございました^^ 完結できてほんとによかったです。。続編の内容も考えてみます!ありがとうございました^^ (2019年9月17日 17時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - はるはるさん» ありがとうございます^^ 考えてみますね! (2019年9月17日 17時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 完結おつかれさまでした!もどかしさにキュンキュンをもらい、シャイなグクが可愛くてしょうがなかったです!また続編や番外編読めたら嬉しいです!たくさん更新ありがとうございました! (2019年9月17日 12時) (レス) id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる - 番外編作ってください! (2019年9月17日 11時) (レス) id: 6f626689fb (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - あにょはせよさん» ありがとうございますwwリアルが忙しく最近更新できてなくて申し訳ないです、、頑張ります! (2019年8月6日 18時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miz | 作成日時:2019年7月30日 23時