なんでやねん。 ページ6
｢さっきからずっとコイツの事見てただろ！｣
原作どおり、新一は江舟先生のことを疑うようになった。ただ、ひとつ違うのは。
｢なあ、お前も思わねーか？あいつ怪しいって。｣
『(なんで私に相談するんですかーーーー!?)』
そう。新一がことある事に私に報告＆相談してくるのだ。なぜに？なぜに私に言うのだ？
それを問うと、｢何となくお前は周りのやつより大人びてる気がするから｣という答えが返ってきた。
まあ、間違ってないけど…。私精神年齢前の世界と今の世界足して25歳だから。
｢なんかずっとあの子のこと見てるし。あの子を子分にしてなんか悪いことでも企んでんじゃねえか？｣
『う、うーん？そうかな？私にはそんな風に見えないけど…。』
こんな小さな頃から観察眼が優れてるんだな。さすがだよね。
私と新一が話していると、園子ちゃんが横から入ってくる。
｢あんたね、バカじゃないの？江舟先生は皆を見てんだよ！｣
｢そうだよ！それに皆も江舟先生を見てるし。｣
『江舟先生、人気だもんね。将来江舟先生のお嫁さんになるって言ってる子も多いんだって！』
｢へー、じゃあオメーも好きなのかよ？｣
『……は？』
新一、何故私にふる？そこは蘭ちゃんだろ。
『まあ、いい先生だし好きっちゃ好きだけど…。ていうか新一くんに関係ないじゃんか！』
｢…そうかよ。悪かったな。｣
ぶっきらぼうにそう答えて立ち去る新一。
なんか……怒ってる？
｢なんか怒ってない？｣
『うん、ちょっと不機嫌だよね。』
｢ほっとこ。あの子変なことばっか言うし。｣
ま、原作ではこのまま放っておいてあるしいいよね？
*
『…新一くん、滑らないの？』
滑り台の前で難しい顔して江舟先生を見る新一に私は話しかけた。ちょっとそこ、微妙に邪魔なんだよね。
｢……。｣
私が話しかけても何も話さない新一。
不思議に思って新一の目線をたどってみるとやはりというか、江舟先生がいた。
蘭ちゃんを最前列にして、滑らせようとしている。
『(まあ、何も知らない人が見たらおかしいよね。)』
蘭ちゃんの事、明らかに特別扱いしてるもん。
江舟先生自体は全く悪い人ではない。
むしろ、いい人なのだけど。
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華(プロフ) - こげた米さん» はい！探偵たちの鎮魂歌です...！こげた米さんのご希望に答えられなくてすみません...。でも、続編でいつか書けると思うので楽しみにしててください！応援ありがとうございます！ (2019年5月19日 9時) (
レス) id: 1c08efcab1 (このIDを非表示/違反報告)
こげた米 - 探偵たちの鎮魂歌になったんですね！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年5月19日 9時) (レス) id: fb5417bcb2 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 愛乃さん» 全然大丈夫ですよ！謝って頂く必要なんてありません！私もリクエストされて嬉しかったので(笑) (2019年5月19日 7時) (レス) id: 1c08efcab1 (このIDを非表示/違反報告)
愛乃(プロフ) - 華さん» あ、そうなんですね！ちゃんと調べてから言うべきでしたね。すみません。 (2019年5月18日 22時) (レス) id: 3509d79049 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 架印�靴気�» コメントありがとうございます！そうですね、そこはちょっと砕けてる感じを意識しました！最高と言ってもらえて光栄です！ありがとうございます！ (2019年5月18日 22時) (レス) id: 1c08efcab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華 | 作成日時：2019年5月1日 23時
