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貴方side
貴方「......」
シラナイバショニイル
???「おい、手前」
貴方「......」
ボクハダレ
???「やい!手前!
さっきから聞いてンだぞ!返事しろ!」
貴方「ボクハ...」
中原「あ、先に俺から自己紹介するか、
俺は中原中也、よろしくな!」
貴方「ボクハ、Ti91t2os1e...
ネェ、ボクヲタノシマセテクレル?」
ソウダ、ボクハ、
戦闘用ノ、人形、ダッタネ、
中原「っ...は?」
貴方「ネ、タノシマセテクレ...っ!」
中原「ちょっ、手前、
ど、どうしたんだよ、なぁ...?」
貴方「.......っあぁ、
そうだった、僕、捨てられたんだ」
そうだ、捨てられてたんだった、忘れた...
中原「おい、捨てられたってなんだよ、
しかも、普通の喋り方になってるが、
あの一瞬に、何があったんだよ」
貴方「僕ね、
本当だったら、戦場で戦ってたんだよ、
だけど、試験で、落ちて...
此処に、捨てられた、
さっき、思い出したんだよ」
でも、最後に言われた言葉は...
嬉しかった、
中原「...辛いこと、思い出しちまったんだな」
貴方「でも、今となっては、良い事だと思う、
こうやって、人に見つけて貰えた、
...でも、僕、戦うために育てられたから、
Ti91t2os1eでしか、呼ばれなかった、
...簡単に言うと、名前がない」
ボクは、今迄殺戮用の人形として今まで育てられた、
だから、名前なんてなかった、
中原「そうか...なら俺が名前つけてやるよ!」
貴方「え、いいの?」
そんな事言ってくれる人、居なかった、
中原「おうよ!」
貴方「...ありがとう!」
嬉しい...これが感情...
中原「言ってみたのは良いものの...
名前が思いつかねぇ!」
貴方「...いいよ、別に、Ti91t2os1eのままでも」
思いつかないなら、Ti91t2os1eでも...
中原「いや、それだと呼びにくい」
貴方「...うーん...」
中原「そうだ!「A」なんて如何だ?」
貴方「A...A、かぁ...
ありがとう!あ、名字...
だ、大丈夫だよ!名字はもう決めてあるから...
櫻葉、ボクは櫻葉 Aだ!」
嬉しい...
中原「良かったな!」
貴方「ありがとう!中也!」
中原「おっ、おう!」
貴方「にへへ......!」
中原「...!」
ダッ!
貴方『此処はボクが!』
中原『おう!だが後から俺も行くぞ!』
貴方『了解!』
ドッ!
「《羊》だ!」
誰かの叫び声が聞こえる、無視しなきゃ
「___さん!」
誰かを呼ぶ声、聞こえないふり
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