落ちて、堕ちて、陥ちる。【文豪ストレイドッグス】

落として...26 ページ33

うほーい！うほほーい！作者だズー！
そうだズー！寝るまで飛ばすズー！
￣￣
Aside


A「おやすみ」

敦「おやすみです」


パチンッ


...


くらぁぁぁぁぁぁい！！！


...私、暗所恐怖症かな


A「ぃ...っ」


やっぱりそうだ、私暗所恐怖症だ


...そういえば、修学旅行も...


こんなことあったな、懐かしい


...う、


やばい、ダメな想像が、


今、目を開けたら...隣に...虎が...


居たりして...？(虎=敦？)


A「...っ」

敦「暗所恐怖症ですか？」

A「わ、っ敦くん、びっくりさせないで、
心の臓に悪いから」

敦「寝られないんですか」

A「...恥ずかしながら」

敦「...」

A「...こういう風に、人と同じ部屋で寝る...って言うのをしたの、私、初めてなんだよね」

敦「え、？
Aって、普通の家に生まれたんじゃ」

A「ないんだよ、
お母さんが居なくなってから、
お父さんが私を閉じ込めたからね、
お母さんが居なくなる前も、1人部屋だったから」

敦「...辛いことをお聞きして、すいません」

A「...やっぱ、話さない方が良かった、
気分悪い...」

敦「大丈夫ですか？」

A「...大丈夫じゃない、
ちょっと、水飲んでくる」

敦「え、1人でですか？」

A「...そうだよ」


.


.


.


ジャー


キュッ


A「...」


やっぱり、お父さんは最悪だ、


うん、最悪


.


.


.


A「はぁ...」


もーやだわ...


お父さん...マジで消えてくんないかな


あ、もう死んでたわ、


乙ーwww


A「...」


...でも、お母さんが居た時は、


お父さん、いい人だったな...


遊園地に連れて行ってくれたり、


公園に遊びに行かせてくれたりしたな...


うーん、お父さんって...実質良い人？


んなわけあるか、


A「...もう一回死ね、く そ親父」

敦「！？」

A「あ、ごめん、びっくりさせたね」

敦「...Aのお父さんって、どんな人だったんですか？」

A「思い出したくもない」

敦「そうですか」

A「うん、本当、もし、生まれ変わってたのなら、もう一回、死ねば良いのに」

敦「...」

A「え、なにその顔、え、引いた？」

敦「いえ、そのお父さんって、そんなにAに酷いことしてる人だったんだ、と思いまして」

A「...そっか、でも私の前でその顔はやめて、悲しくなってくる」

敦「あ、はい、すみません」

A「...わかったのならば、それでよろしい！」

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