落ちて、堕ちて、陥ちる。【文豪ストレイドッグス】

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Aside

私は今日もビルヂングの屋上から飛び降りる。

でも、

敦「おっとっと...危ないですから、もうやめてくださいよ？」

いつも、後輩(敦)が止めてくる。(受け止める)

A「私は本気で死にたいんだけど」

敦「Aさんが死んでしまうと、
悲しむ人はたくさんいますよ？」

いるわけないわ、
そんな人

A「いるわけないでしょう、
私が死んだら喜ぶ人の方が多いわよ」

敦「っ...あの...
武装探偵社の皆さんはどうですか！
Aさんが死んだら悲しみます！
僕だって...」

A「いいえ、
私が死んだら、
みんな喜ぶの、


私は、明日も飛び降りるから」

敦「っ...やめてくださいよ！
やっても僕が受け止めますからね！」

A「...止めないで」

敦「いいえ！止めますもんね！
ぜぇぇぇぇったい！
Aさんは死なせませんから！」

A「...そう」

いい加減、
私を死なせてよ。



私は死にたいの


消えたいの。


敦「僕は...

Aさんが大切です、
だから、死なないで欲しいんです、
大切なものは、失いたくありません」

A「...賭けをしよう。敦くん、
私が死ぬのを諦めるまで守りきれたら、
敦くんの勝ちで私が何か奢るわ、
私が死んでしまったら、敦くんの負け、
いい？」

敦「っ...いいえって言っても、
やるんですよね」

A「そうだよ」

敦「わかりましたよ...やります...」

A「じゃ、
私にいつもついてくることね」

敦「え、あ、はい」

A「よーし、
探偵社に戻ろうか」

敦「...」ピトッ

A「ついてこい的なことは言ったけど、
さすがにこれはひっ付きすぎだよ...
歩きにくい...」

敦「離れないですからねー」

A「厭、歩きにくいから」

敦「なら！」

A「...」

敦「手をつないでおけばいいんですね！」

A「敦くん、そうすればいいというわけじゃないんだよ？」

敦「離れませんからね！」

A「ずっとずーっとついてくるのはやめてほしい、
家までは来ないで、
お願いだから」

敦「家で自 殺しないならついていかないです」

A「わかった、家では死なない」

敦「守ってくださいね？

じゃないと」

A「なんっ「こうですからね！」！？」がばっ！

敦「...」プンプン

A「ぐ、ぐるじい...」

敦「あ！？ご、ごめんなさい！」

A「ぜぇ...ぜぇ...敦くんの所為で死ぬかと思った...」

敦「ご、ごめんなさいっ！」

A「大丈夫だよー」

敦「土下座しま「やめて」はい」

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