10 英智くんと英太くんby莉愛 ページ16
「ンー、分かんねー・・・」
取り敢えず英智達を案内するはいいんだけどマジでわかんねー。
どこから案内しよう・・・
英智達は「夢ノ咲並に設備が整ってるー」なんてふざけたこと抜かすし。。
馬鹿野郎！こっちはアイドル量産学校じゃねーぞ！！
「じゃあ何なんだよ。」
「県内有数の名門校だ・・・ですよお馬鹿！」
「それ敬語？」
「ちょっと違う。」
二人でなんかくすくす笑ってるけど、僕はそんな場合じゃない。
少しずつ、ひたすら前へ足は進んでいるけどどこに行けばいいんだろう・・・
この時間、何かやってたっけ・・・
あれ、あそこのベンチに座って眠たそうにしてる人はまさか・・・
確信が持てず、まだひたすら歩く。やがて顔がはっきり見えた瞬間確信した。
「ちょうどいいところに！」
あの髪がツートンカラーで猫目の美人系イケメンはっ！！
「瀬見先輩ッ！」
「え、何!?・・・・あぁ生徒会長の・・・真希の友達ね。」
白木院ですよ瀬見先輩！そう言いたかったが英智がこの僕を押しのけて瀬見先輩の肩を必要以上に揺らしたが、Aさんによって止められる。
「やぁイケメン君、始めまして。僕は天祥院英智。fineっていうアイドルグループのリーダーを務めるピチピチの十八歳だよ✩」
「!?・・・あ、あの夢ノ咲学院の！？1」
「わぁ、君のようなイケメンに知ってもらえているなんて光栄だな！」
いや本当にお世辞抜きで光栄だよこういう人に知ってもらえてるっていうのは。
「まぁ、同い年っぽいし凄いなーとか思ってて・・・」
少し遠慮がちに呟いた先輩の言葉を聞き逃さなかった英智は瀬見先輩の両手を掴んでぶんぶん降り始める。
「え、同い年？そっかあ本当に嬉しいなぁ！君名前なんていうの？」
「瀬見英太・・・だけど・・・」
あまりにも興奮しきってる英智を見てかなり不安になったのか僕の方に目配せをしてきた。
気に入られてるのは悪いことじゃないし、という事でウインク返しちゃったけど。
このあとハスミンを此方の方まで呼び出して何とか英智を押さえつける
「さ、さっきは取り乱したりして悪かったね英太くん・・・」
「別に気にしてないよ、俺は。むしろ同い年のアイドルと関わることできるなんて俺としても光栄だし。」
本当、よく引かないよな・・・
あ、ハスミンはハスミンの用事で居なくなったお。
11 おいでよバレー部へ！！by莉愛→←ごめん緊急事態！！ ﾘｱ
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ハニーケーキ(プロフ) - エジプトの壁画さん» はい！頑張ります！！コメント有難うございます！！ (2017年6月4日 8時) (
レス) id: 090196f223 (このIDを非表示/違反報告)
エジプトの壁画 - お話が楽しみです！頑張ってください。 (2017年6月4日 0時) (レス) id: 2026455838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハニーケーキ&東堂莉愛 x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2017年5月31日 18時
