【HQ】×【あんスタ！】白鳥沢学園高校野球部が夢ノ咲学院に来たようです！[逆ハー]

11　おいでよバレー部へ！！by莉愛 ページ17

「英太くんはどこの部活に所属してるんだい？」
「・・・何処だと思う？」
爽やかに聞いてきた英智に妖しげな顔で質問を投げ返す瀬見さん。実に腹ただしいけどガチのイケメンだから許そ。

「バスケ部かな？」
ケロッとした顔から出てきた単語はまぁ気持ちはわかるけど、・・・・もうちょい考えようよ。
「何でそう思ったか聞きたいんだけど。」
あ、、瀬見さんは、少しビックリしたみたい。
「俺もバスケ部かなーって思いました。割と身長高いし。それかテニス部とか。」
「いや、俺身長高くねーよ？」

「普通に高いっすよ。周り170ないやつもゴロゴロいるし。なぁ英智。」
「Aの言うとおりだよ。」
バレー部にいることによって価値観が崩れてきたようですね、瀬見先輩。

「んで、結局英太くんは何部なの？」
「我らが白鳥沢学園高校、男子バレーボール部さ✩」
僕が胸を張って答える。
「僕は英太くんに聞いたんだけど・・・」
「確か白鳥沢の男バレって強いんだろ？」
「一応全国大会の常連校だったりもするんですよー、凄いですよねー」
「でも俺控えだし・・・」
「控えっていうのはあまり良くないの？A。」
「分かんねー。」
あ、そういや英智スポーツができないから全く無知なんだった・・・
「白鳥沢規模だと控えってだけでもすごいことだけど・・・瀬見先輩は元々レギュラーだったから。」
「俺が監督の意向に逆らったからだよ。後輩の方がこの白鳥沢には相応しい。」
「・・・そっかぁ・・・運動部っていうのは複雑なんだね。」
「そういう英智君は何部なんだよ。」
「紅茶部だよ。」
「何だそれっ！」

「そうだ、僕バレーボールっていうのを見てみたいな。」

こうして、英智リクエストでこの後の部活開始時に、男子バレーボール部を少しだけ見学することになった。

「野球部はどうしたんだ？」
「ほんの少しだけ！ね？」

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