校長室 ページ34
『“レモンキャンディ”』
合言葉を言うと校長室へと続く階段が現れた
ダンブルドア「こんにちはA。よう来てくれたのう」
階段を登りきるとダンブルドアの声が聞こえた
『こんにちは、ダンブルドア先生。少しお聞きしたいことがあるのですが』
ダンブルドア「そうか。紅茶でも飲みながら話そう。アールグレイは香りがとてもよい」
校長が杖を一振するとアールグレイの香りがふわりと広がりティーカップが2つ空中に浮いていた
ダンブルドア「して、聞きたいこととはどのような話じゃ？」
『…ルーピン先生のこと、なんですけど』
先生の名前を出すとダンブルドアの顔つきが変わった
ダンブルドア「彼の何が知りたい？」
『ルーピン先生はとても優しい人です。そして、私が授業に出ていなくても決して怒らない不思議な人です。先生が入れてくれる紅茶も先生がくれるチョコレートもとても美味しいです。そんなルーピン先生だけど…、ダンブルドア先生、ルーピン先生は本当は人狼では無いですか？』
ダンブルドア「その理由は？」
ダンブルドアは楽しそうだった
まるで私が謎ときをしてその答えを待っているようだった
理由…それはひとつしかない
『私はルーピン先生と相談をして今日の3講目の闇の魔術に対する防衛術に出席することにしました。そこで習ったのはリディクラスを“まね妖怪”に唱える実践型の授業でした。ルーピン先生が“まね妖怪”の前に立つとそれは月に変わりました。月関連で思い浮かぶものはいろいろあるけれど“こわい”と感じるのは満月の日に狼の姿になってしまう人狼だけだ、と思ったからです。』
ダンブルドア「素晴らしい。たしかにルーピン先生は人狼じゃ。しかし、悪い人ではない。スネイプ先生が作る脱狼薬を飲めば満月の日も狼に姿を変えることもない。そして彼はしっかり魔法省にて人狼として登録されておる。どうして言わないのかはルーピン先生に直接聞きなさい」
ダンブルドアの最後の言葉に耳を疑った
私はこのことはまだダンブルドアに言っていないはず
『なんでもお見通しかぁ…校長は凄いな』
ダンブルドア「A、恋愛の方は順調かの？」
『へ…？』
ダンブルドア「なに、老人のちとした好奇心じゃ。行きなさい。ルーピン先生なら彼の部屋にいるだろう。」
『ありがとう、ございます…失礼します！』
やっぱりダンブルドアと話をしているといつも心を読まれているみたいで少し緊張する…
早くルーピン先生のところに行こう
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黒瀬(プロフ) - うみさん» うみさん、ありがとうございます！ (2019年1月27日 1時) (
レス) id: 37ad6f9360 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - おもちさん» おもちさん、ただいまです！悪戯仕掛け人のしていたことを知ったハリーの反応は可哀想なものでもあり、本当のことを知れたいい機会だと思いました笑 グリフィンドールはいい子の集まりではなくて勇気のある子達の集まりなのでそういう面では当てはまるかもですね笑 (2019年1月27日 1時) (レス) id: 37ad6f9360 (このIDを非表示/違反報告)
うみ - 続編も楽しみにしてます！ (2019年1月26日 13時) (レス) id: c796a9d876 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - 黒瀬さん、お帰りなさい！楽しかったですか(*´･ω･｀)？ ハリー、君の父親がしたことを思うと当然だよ笑思わずマジレスするほどジェームズの株の下がり方は半端ないし、グリフィンドール=いい子やないと思いました笑 (2019年1月25日 16時) (レス) id: fe5fdb52c2 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - おもちさん» おもちさんありがとうございますー！｢もしやインフルではなく普通の風邪なんじゃ...？｣って思うくらい元気な1週間でした笑 完璧なルーピン先生も素敵だけど、少し抜けたところのあるルーピン先生も素敵だと思うんです！ (2019年1月18日 20時) (レス) id: 37ad6f9360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬 x他1人 | 作成日時：2019年1月1日 22時
