バケモノ役人、審神者になります (ページ6)

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醜い裏面ページ6

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Aside

鉄と鉄が交わる不愉快な音が聞こえる

『ありがと、透』

透「仮にもお前の護衛だからな」

刀をまじわせながら透は私と話す

『あ、気配的に今から4、5振くらい増えるけど頑張って♡』

透「お前を生贄にしたら助かったりしないかな」

『さいってー!!
…まぁよろしくね、私はこのクソ女と話があるから』

透「5分なら耐えられる自信はある」

加州「…へぇ、面白い話してるじゃん。
極カンスト6振相手に5分も耐えられるって本気で思ってる？」

透「ハッ、5分と言わず10分耐えてやろうか？」

『さて、あっちはあっちでやってるから…私達も“話し合い“しようか』

審神者「…」

明らかに警戒心むき出しな、まるで汚物を見るような瞳

『…私の事忘れちゃった？』

審神者「…なんの事」

『まぁ無理もないか、貴方もう43歳だし…虐めた方は忘れるものっていうもんね』

審神者「虐め…って、まさかッ!!」

『ふふ、思い出してくれた？』

審神者「なんで、あの時死んだんじゃ!」

『…どうしてだと思う？』

審神者「でも今更復習しようだなんて遅いわ。アンタは一生変われない!
弱くて生きる価値もないゴミ虫同然!!
その見た目が証拠よ、バケモノッ!!!!」

──アンタの髪っておかしいよね。お母さんもお父さんも黒髪なのに⋯
もしかして不義の子w？
バケモノみたいだし気持ち悪いねw!

やっぱり貴女は変わらないのね
むしろ変わってなくて良かったかも

『救いようの無いクズなら、殺したって罪悪感もわかないしね』

審神者「ﾋｯ、助けっ⋯!」

『さよなら』

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