ドキドキ☆監査ターイムッ☆☆ ページ3
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Aside
『よーっし!実質サービス残業☆』
縁家としての活動に給料は出ない
つまりボランティア
透「早く行くぞ」
無視がいちばん辛いんだけどな、照れ屋なのかな、ツンデレってやつ?
なんて心の中で自分を慰める
『まぁ…入ろうか』
大きな門。綺麗で傷一つ無い
この先に知らない審神者と付喪神達がいると思うと気が重い
門を数回叩き開くと既に何人かの付喪神が出迎えてくれていた
一期「御二人が監査官ですね。本日はよろしくお願いします」
定期的に行われる本丸内部の監査、という名目でやってきたのだが…
『外装や…庭は、パッと見…は大丈夫そう、ですね。……後でしっかり…監査は…しますが…』
パッと見、という言葉に反応したのか短刀の何人かが不安そうにする
『ただ、設備が…ちゃんとしてるか見る…だけ、だから……そんなに…不安そうに、しなくても…いい…』
やっぱり苦手だ。透や、家の人達意外と話すのは
いつまでも過去に囚われているなんて、我ながら情けない
『それでは、監査を…はじめ、ます。皆さんは、いつも通り…過ごして…いて…ください…』
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作者名:シノン | 作成日時:2024年3月23日 21時