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18話 ページ19

『はぁ、はぁッ⋯。』

こ「おぉ!綺麗になりましたね!」

薬「大丈夫か、大将。」

『だ、だいじょう…ぶ。』

思ったよりも早く終わった手入れ部屋の掃除は思ったよりもずっと大変だった。
蜘蛛やらムカデやら様々な虫達が住み着いていた。
ちなみに私は虫は無理なので全て薬研に任せ、私は掃除だけをした。
………ごめん薬研。

こ「掃除も終わりましたし早く此処を離れましょう。刀剣男士の皆様に見つかれば命が危ういですぞ!」

『命懸けの部屋掃除とか初めてやわ。』

なんて言いながら素早く立ち上がって部屋を出る。

薬「俺はこのまま兄弟の元へ行くよ。」

『うん、OK!気をつけてね。』

私はそこで薬研と別れて離と向かう。

「あ、みっけ。」

声のした方へ振り向くと真っ赤な瞳と目が合う。刀を持っている事から付喪神…刀剣男士である事は窺える。

「じゃ、おっぱじめるぜぇ!」

そんな言葉が耳に届いたと思えばもう目の前に来ている。

『はやッ⋯。』

ギリギリ避ける事はできたが肩に切り傷ができ、じわりと血が滲む。

『ちょ、必要以上関わらなかったら殺さないんじゃないの!?』

「ほら、薬研とは関わってるみたいだしー?」

『た、確かに⋯!!』

その通りすぎてやばい。てかその理論で行くと私は殺されるのでは?というか他の刀剣男士全員に命狙われてるのでは?

やべぇ死んだわ。
対戦ありがとうございました。((

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作者名:シノン | 作成日時:2024年1月22日 12時

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