Jr.EXILEに愛されすぎて困ってます。2

▽ ページ5

『もちろんランペ全員大好きなんですけど、特に樹くんのファンです！！好きです！！』

こんなこともう二度とないだろうから。

勝手に告白までしてしまった。

樹「ありがとうございます！」

北「顔赤くない？樹照れてる？」

樹「こんな突然ストレートに言われると、さすがに」

え、どうしよう

推しの照れ顔いただきました。

最高オブ最高

ありがとうございます！！！合掌！

北「何のお礼？笑」

『え？』

樹「手合わせられたからびっくりした〜」

やばい

完全に変なやつだと思われた

ははは〜と笑ってごまかすしかない。


プルルルルルルルルル


スマホの着信が鳴った。ナイスタイミング！

あ、私だ。

『すみません！』

少し離れて電話に出る。

友「A？大丈夫？全然帰ってこないから心配した！！」

『あ、ごめんごめん、大丈夫だよ！ありがとう！』

友「何かあったらどうしようかと思った〜！気をつけてね！」

『うん！これから戻るね〜』

おかげで助かったよ、ありがとう相方ちゃん。




『あの、ありがとうございました！失礼します！』

もうなんのお礼かもわからないけど、私はキャパオーバーだ。

推しと同じ空間にいて話すなんて耐えられない。

樹「飲み物買いに来たんじゃ？？」

不思議そうに尋ねられて、目的を思い出した。

『あ、そうでした』

バカがばれる。恥ずかしい。

北「何飲むの〜？」

なぜか私が飲み物を買うのを見守られている。

『烏龍茶にしようかなと思ってます！』


ピッ

ガタン


樹「はい」

私が小銭を探してる間に、差し出された烏龍茶。

『へ？』

樹「あげる。」

『いやいや、お金払います！』

樹「いや、良いから」

『良くないです！申し訳ないです！』

推しに買ってもらうお茶なんてもったいなすぎて飲めないし！！

てかなんで！買っていただく理由がない！

芸能人って奢りたいのか？

▽→←20.ほくいつ from THE RAMPAGE

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す