19. 砂田 将宏 from BALLISTIK BOYZ ページ2
将宏 side
将「はあああああああ…」
大きなため息をついた。
嘉「どうした?」
楽屋で隣に座っていたヨッシーが心配そうにしてくれた。
よくぞ聞いてくれました!
将「聞いてよ!俺、彼女大好きじゃん?で、正直ラブラブなんだけどさ」
嘉「のろけ話かよ」
将「違くて!この前見ちゃったんだよね…」
嘉「何を?」
将「俺の彼女と未来が一緒にいるの。」
嘉「え!?本当に!?」
将「どうしよう…未来に取られたら…。Aは大人っぽい人が好きらしいし、俺の方が歳下だし、未来の方がかっこいいしオシャレだしおもしろいじゃん…。」
竜「うーん…そうか?笑」
竜太くんも話を聞いてたみたい。
嘉「マサは大人っぽいけどね。Aさんも何か理由があったんじゃないかな?1回ちゃんと話してみた方が良いよ?」
将「ヨッシーに相談して良かった!話してみる!」
とは言ったものの…。
何て切り出せば良いのか?悩んでしまう。
いっそ家に行ってみようかな?
Aの住むマンションに行き、インターホンを鳴らした。
『はーい!え、マサ!?』
将「来ちゃった〜!」
『しょーがないな〜!』
普通に家に入れてくれた。
とりあえず良かった良かった…。
『どうしたの急に?』
ここで聞くべきなのか…
将「Aおととい何してた?」
『おととい…?』
少し考えた後に、Aはハッとしたような表情を一瞬見せた。
『…友達とご飯食べたかな?』
え、黒じゃん。
どうして、なんで嘘つくの?
今までに感じたことのない嫉妬心と悲しみが膨れ上がった。
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翡翠 - もう最高です! (2020年3月2日 12時) (レス) id: 7a62fb35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤ちぇる | 作成日時:2020年2月28日 21時