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ンダホ「え、あ、A……?」
それは、確実に私に向けられた声だった
A「ンダホ!私が見えるの!?」
ンダホ「な、なんだコレ……夢?」
ちがう。夢なんかじゃない。
モトキ「ンダホ、どうしたの?」
ンダホ「も、もとき………A、み、見える、?」
モトキ「何言ってんの、ンダホ。Aはもう……」
あぁ。やっぱりもときにも見えていない
でも、
A「ンダホ!私、Aだよ!見えてるんでしょ??」
ンダホ「A……?ほんとにAなの?」
もとき「ンダホ、ほんとに大丈夫?Aがいなくなってショックなのは分かるけど、さすがにやばいよ」
ンダホ「ちがうよ!Aがいるんだって!」
ンダホが少し大きい声でそう言うと、周りにいる人が一斉に視線を向けた
A「ンダホ、私はほかの人には見えてないみたい。ンダホにしか見えないんだよ。
だから、あんまり大きい声だしちゃ…」
ンダホは、あっそうか、と納得したように小さく言った
ンダホ「ごめん、もとき、なんでもない。」
そう言うと、周りの人も、何事も無かったかのように、また視線を戻した
とりあえず、式が終わるまではンダホとは喋れない
私は静かにシルクの隣に座った
きっと、私が隣にいるなんて、想像もしてないんだろうなぁ…
なにより、自分の葬式で泣いているみんなを見るのは、今までで1番、辛かった
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とある演劇部員 - おもいっきり泣いてもーた・゜・(つД`)・゜・ (2018年9月7日 23時) (レス) id: 27d7716bc4 (このIDを非表示/違反報告)
うさぽん - 最後マジでボロ泣きしました。゚(゚´Д`゚)゚。(まぁ最初の葬儀でシルクと話せない所で悲しくて泣いてましたけど)これからも良いお話を沢山書いてください! (2018年1月8日 19時) (レス) id: 9e8eb43a27 (このIDを非表示/違反報告)
フランソワ - 久しぶり〜ごま!私もなかなか来れなくて…。そしたらいつの間にか完結してたってゆうね(^^)お話とっても良かった!(*´ω`*) (2017年12月3日 11時) (レス) id: 76e6b16757 (このIDを非表示/違反報告)
まなみん - すみません間違えました。大変でしたね。です (2017年10月30日 6時) (レス) id: 80099c13be (このIDを非表示/違反報告)
まなみん - スマホが水没したのはたいでしたね。更新頑張ってください。楽しみに待ってます。 (2017年10月30日 6時) (レス) id: 80099c13be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごま油 x他1人 | 作成日時:2017年7月13日 6時