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お兄ちゃんと食事だが… ページ6

「ごめーん!遅くなっちゃった!」

神宮寺「大丈夫だよ」

「そう?ならよかった」

神宮寺「じゃあ、行きますか」

「うん!」


「綺麗だね。ここのお店」

神宮寺「ここのお店好きなんだよな」

「そうなんだ」

神宮寺「チームメイトと行くの?こういうの」

「こんなに綺麗な店は行かないな。普通に居酒屋とかだから」

神宮寺「意外だな」

「そう?」

神宮寺「うん。でもよかったわ。チームメイトと行ってなくて」

「何で?」

神宮寺「なんかね。」

「なになに?」

神宮寺「まあ、いいじゃん」

「気になるけど…」

神宮寺「ほら、メニュー選ぼ!」

「うん!」

神宮寺「何にするの?」

「私はね、パスタが食べたい!」

神宮寺「いいね!じゃあ、オレピザ頼んでもいい?」

「いいよ!シェアしよ!!」

神宮寺「いいよ。ワインも頼む?」

「ごめん!私、お酒は…」

神宮寺「ダメなの?」

「うん…」

神宮寺「そっか。じゃあ、ブドウジュースにする?ここのブドウジュース美味しいから」

「うん!」

神宮寺「じゃあ、店員さん呼ぶね」

「はーい」

神宮寺「すみません!」

店員「はい、注文ですね。どうぞ」

神宮寺「ブドウジュース2つと…」

店員「わかりました」

「で、何か話があるの?」

神宮寺「何でそう思う?」

「私を食事に誘うから」

神宮寺「まあ話はあるけど、帰りにね」

「うん」

神宮寺「野球どう?楽しい?」

「うん、ファイターズに入団出来てよかった!」

神宮寺「そうか、安心した」

「心配してたの?」

神宮寺「少しね」

「何で?」

神宮寺「いじめられてないのかなとか…」

「全然!いい人しかいないよ!」

店員「お待たせしました。こちらは…」

「うわぁ、美味しそう」

「「いただきます」」

「美味しい!このパスタ!」

神宮寺「ピザも美味しいよ」

「じゃあ、いただきます!」

(パクッ」

「本当だ!ありがとう」

神宮寺「よかった喜んでもらって」


食事も終わり…


神宮寺「家まで送るよ」

「ありがとう」

神宮寺「ちょっと、駐車場まで遠いけどいい?」

「行くときだって歩いたでしょ?」

神宮寺「まあそうだね(笑)」

「そういえば話ってなに?」

神宮寺「話…ね」

「うん」

神宮寺「はっきり言う。オレはお前のことが好きだ」

「えっ?」

神宮寺「ずっと、昔から…子供のときから!」

「え…ちょっと待っt」



「んっ、苦しい…やめてっ」

(バッ)

神宮寺「ごめん」

「ごめん、タクシーで帰る」

心がポカーンと。→←お兄ちゃんに再会!



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作者名:水月 なつき | 作成日時:2017年8月15日 20時

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