ドラフト会議! ページ31
近藤「ちいちゃん!今日さ、卓さんの部屋でドラフト見るけど行く?」
「行きます!行きたいです!」
近藤「オッケー!じゃあ4時30分に卓さんの部屋集合ね!」
「わかりました!」
石井一「あ!ちいちゃん!」
「成くんだ!どした?」
石井一「今から卓さんの部屋に行くよね?一緒に行こ!」
「うん、いいよー!」
岡「じゃあ俺も」
「ところでどんくらい卓さん部屋に人いるんですか?」
岡「俺が聞いたところだとあと大基と近ちゃんらしいから5人かな?」
石井一「何か買いますか?」
岡「なんか買って行こう!」
「何買います?」
岡「お酒とおつまみでいいと思う!」
「私、お酒飲めないのでお茶買いますね!」
石井一「ジュースじゃなくていいの?」
「ジュースだとお酒と間違えちゃうから!」
石井一「お茶とビールとかは間違えないの?似てると思うけど…」
「あ…」
岡「…前間違えたよね?」
「あ…そうだ…」
石井一「まあペットボトルで直接飲めば大丈夫かな?」
「そうだよね!そうしよう!」
(ピンポーン)
「私たちです!」
中島「あぁ、ちいちゃんね」
(ガチャ)
中島「私たちって誰かと思った」
「あ、そうだよね!」
岡「飲み物とおつまみ買って来ました!」
中島「ありがとう」
「まだ時間ありますね!」
石井一「去年思い出すな…」
岡「そっか!去年か!」
「去年ねー私ずっとドラフト見てた!誰がチームメイトになるのかなって!」
近藤「もう知ってたの?」
「うん!実は9月くらいにほぼ決まってて…」
淺間「そんなに早く決まるの?」
「実はの実はでさ、去年からプロ野球に行くことは決まってたの!でも、ルールを変えるのに少し時間がかかって。で、今年の9月にファイターズが手を挙げてくれたの。普通は女性選手なんて戦力になるかならないかわかんないから契約はしてくれないの」
中島「そうだったんだ」
「しかも私は9月に知ってて、でも言えないからあの2ヶ月は地獄だったな」
淺間「よく耐えたね」
「もしメディアに取り上げられたら優勝争いをしてたファイターズの選手にも迷惑かけちゃうから交渉するのにも大変だったわ(笑)」
近藤「そろそろ始まるって!」
岡「5時ぴったりに始まらないよね」
淺間「うんうん」
「何か緊張してきたー」
中島「何で?(笑)」
「わかんないけど」
「ちょっと、トイレ借ります!」
中島「そんなに?」
近藤「やっぱりファイターズは清宮くんかな」
岡「俺はそう思う」
((一巡目…))
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作者名:水月 なつき | 作成日時:2017年8月15日 20時