大谷くんの実家! 2 ページ2
中島「これって、中学生の期末テストだよね?」
大谷「これ僕のじゃないですよ!」
西川「じゃあ、誰?」
大谷「誰って…」
中島「まさか…?」
大谷「多分、そのまさかです。」
西川「ちい?!」
「ごめんなさい!」
中島「何で翔平の部屋に隠したの?」
「1番安全だから」
西川「自分家に隠せば?」
「危険すぎる。すぐ見つかる」
大谷「お手伝いさんにバレるよね。」
「前、家で隠したらバレた!」
西川「前科ありかよ」
「本当ごめん!」
中島「ちいちゃんの学力ってどんな感じ?」
「このテストはたまたま悪かっただけだから!」
大谷「いや、結構悪いでしょ」
「でも、高校入れたし」
西川「高校のときテストどうだった?」
「高校のときはね、無理やり勉強させられたから普通ぐらい」
大谷「それは補習でしょ」
中島「高校卒業したらどうするつもりだったの?野球続けようとか…」
「とりあえず、女子野球に選ばれたら入って、選ばれなかったら大学で野球やろうかと。」
西川「じゃあ、野球は続けたんだ。」
「私、野球好きだしね。」
大谷「その何年か後にまさか同じチームでプレーするとはね。」
「だね!テレビの中でしか見てなかった人に普通に会えるし。」
大谷「じゃあ、そろそろ帰る?」
中島「そうだね」
西川「色々、ちいのこと知れたわ。」
「ここ、翔平の家なのにね」
大谷「じゃあ、バイバイ!」
「「「お邪魔しました!」」」
大谷母「またいつでもおいでね!」
「はい!」
「「さようなら」」
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作者名:水月 なつき | 作成日時:2017年8月15日 20時