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「「かんぱい」」
「あ〜久しぶりに飲んだぁ」
樹「何で禁酒してたの?」
あれは北人くんのことを同僚に話してたら、急に悲しくなってやけ酒したんだっけな、
でもこんなんいっちゃんに言ったららかわれる
「1回同僚の人と飲み過ぎて次の日職場行ったら師長さんに臭いって言われてそっから」
樹「あ〜笑そうだった」
「ま、飲みすぎなかったらいい話なんだけどね笑」
樹「あ、そういえば今日捜査一課に配属されたんだけど、さ…」
「ん?」
なんか言葉に詰まってる、なんだろう
樹「まさかの、上司、
北人さんだった」
「…え?うそ」
樹「それであっちは俺に気付いてて、ちょっと気まづそうな顔してたんだよね、しかもデスク隣でさ」
「そうなんだ、」
なんでよりによっていっちゃん北人くんと関わっちゃうんだろう、変な誤解生まれないといいけど
樹「デスク隣だから、色々教えて貰ったんだけど、北人さんっていい人なんだね」
「え?」
いっちゃんからいい人って思われるなんて、あんな私泣いてたから悪い人に思っちゃいないかなって思ってたけど、それを翻す北人くんすごいな、
人当たりいいってこういうことを言うんだ
樹「なんでも丁寧に教えてくれるし、愛想良いし」
「そ、そう?
愛想良いのはいっちゃんがただ悪いだけでしょ」
樹「ま、確かに」
「え、なに今日は素直で」
樹「黙れ」
「うわ、すぐそうやって毒吐く
絶対職場でそんなこと言っちゃダメだからね」
樹「知ってる
Aは新しい病棟どうだったの?」
「あーリハビリ?うん、まあ普通かな
やっぱり怪我してる人ばっかりだから補助が大変かな」
樹「そんないるの?」
「まぁね、うち大きい病院だから結構いるかな」
樹「あ、俺らの警察署の近くだったか
じゃ俺も怪我したらAに補助してもらお」
「嫌よ、いっちゃんわがままだもん」
樹「いいだろ、わがままな患者なんていっぱいいるだろ」
「そうだけど、いっちゃんは特にわがままだよきっと」
樹「じゃあ北人さんだったら?」
「な、なんでここで北人くんが出てくんのよ」
樹「いいじゃん、あるかもしんないじゃんそういうこと」
「そ、そんなの、誰が担当になるか分かんないから、任されたらやるしかないよ」
樹「ふーん、そっか」
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.
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こんな他愛もない話がほんとになるなんて、この時は思いもしなかった
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flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます!ちょっと認められ方は予想とは違ったかな?と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (2019年10月27日 22時) (レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます!!ついに北人君…!主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます!がんばれーー! (2019年10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:milk tea | 作成日時:2019年10月10日 8時